支援パッケージの作成「ひらがなの読み」

巡回相談でどのように支援するかの「具体例」として、

教師が簡単に取り組めて、効果の期待できる「支援パッケージ」をいくつか作成し、紹介してきました。

「書き写し教材」(低学年用)や「ビジョントレーニング」、「10の補数&かけ算の基礎」・・・etc

この時期は、1年生の先生からの訪問要請が増えます。
そこで、かねてから「これは絶対要る」と思っていた「ひらがな音読」の支援パッケージを準備しています。

といっても、このテーマでは、RTIモデルをベースとした「鳥取大学方式」の右に出るものはありません。

とりあえず、鳥取のような「行政が中心となった悉皆アセスメントと支援体制」は、できそうにもないので、先ずはそれぞれの学級ですぐに取り組めるアセスメントと支援方法をパッケージにしたいと思っています。

1年生の観察相談を依頼された学校への訪問は4日後なので、ちょっと急いで仕上げます。

「鳥取大学方式」については鳥取市教育センターの「ひらがな音読支援」の取り組み
をご覧ください。支援ツールの「音読指導プログラム」はスマートフォンアプリなので誰にもいつでも取り組めるものになっています。

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「飛躍」の条件~同発達段階集団~

「インクルーシブ教育」はとても大切な「理念」だと考えています。

しかし、「同発達段階集団」の重要な役割を忘れてはいけないと思っているのです。

支援学級での「ワンシーン」です。

発語のほとんどないAさんがダウン症のBさんの持っているボールが欲しくて、とりにに行きました。Bさんは生活年齢的には3才年上です。でも、譲ってあげられる「発達段階」ではありません。

どうしてもボールをあきらめらねないBさんは、決してボールを離そうとしません。

いつもなら、支援者が間に入るのですが、そうしようと思った瞬間・・・

「Aちゃんに、ちょうだい!」と大きな声でAさんがBさんに言ったのです。

スタッフ一同目を見合わせて、ビックリしながらも、大きな拍手を思わずしていました。
支援者に自分の要求を話すことはあっても、他の子に話すことはなかったAさんの初めての
「友だちに対する、言葉による働きかけ」だったからです。

その言葉を聞いて、Bさんはボールを渡してあげることができました。

「同生活年齢集団」の中では決して見られない光景でした。そして、2人にとってとても大きな「飛躍」の瞬間だったのだと思ったのでした。

こんな素敵な瞬間がある「同発達段階集団」における交流は、とても大切なものであると強く思うのです。

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「不適切な行動」を強化しているのは・・・

だれが見ても「不適切」だと思われる行動をした子がいたとします。

その行動を「強化」し「常態化」させているのは、その行動に「適切な反応」をしていない支援者である可能性が高いことに十分に気をつけなければならないと思っています。

「不適切」な行動に対する感情的・情動的な「注意や声かけ」が子どもにとっての「ご褒美」になっていることを自覚していない支援者が多いことが、残念でなりません。

実は先日、心理職の「プロ」と言われる人が、そうゆう「反応」をしていることを目の当たりにしたのでした。
これは、とても残念だと思っただけでなく、腹立たしくも感じたのでした。

「なぜ、そのような行動をするのか?そしてその行動はその子にとってどんなメリットがあるのか?」
そのことを、常に冷静に分析し、どのような対応が適切かを考えていくことが大切なのだと思うのでした。

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「WinWinWin」の関係

今年度も残すところ、あと3回の巡回訪問で終了です。

今日の学校訪問は、残念ながら、2学期の観察時よりも「状態像」が悪化しているケースでした。

親ごさんの「相談希望」もあり、観察&ケース会議&保護者相談となりました。
「願い」や「想い」は、管理職にも担任にも親ごさんにも、それぞれあるものです。

それぞれの思いを「実現」するために、大切にしなければいけないのは、

やっぱり本人の「願い」だと強く感じたケースでした。
「学校」も「親」も「子ども」もみんな「Win」になるために必要なことは・・・

実は「小さなことからコツコツと・・・」なのでした。

これで「WinWinWinの関係」の成立のはず!
もちろん目論見通りにならなかった時の、「プランB」も用意してからの、
結構な「エンカレッジ」なのでした。

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2000人の子どもたちとの出会い

教師になって37年経ちます。

担任した子どもたちが、約1000人。
巡回訪問や就学相談で出会った子どもたちも、約1000人になりました。

この2000人の子どもたちと、その親ごさんたちが
教師としての私を「育て」てくれたのだと実感し、感謝しています。

あの子との「出会い」があったから、
今の私が、「ここにいる」と思うのです。

どれだけの恩返しができたのか・・・
これからどれだけ、できるのか・・・

まだまだ、私の「宿題」は終わりません。

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