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2007年11月

SPELL

S・P・E・L・L

自閉症スペクトラム児に関わる人の合言葉です

今年いろんなところでこの合言葉を耳にしました。

S=Structure   構造化:TEACCHに学びましょう

P=Positive    前向きに:これは普遍です!すべての人にPositiveを

E=Empaty         共感: 案外忘れていませんか?

L=Low arousal   興奮させない:教育現場で重視されていないのでは・・・?

L=Links              連携: 人は繋がる事で強くなれるのだと思います。

今年の夏、岡山の川崎医療福祉大学で行われたTEACCHオープンレクチャーで佐々木正美先生の講演を聴きました。

「うまく見つけて、伸ばしてもらった人は、豊かな能力を発揮して幸せな生活をしている」と穏やかに話される佐々木先生の言葉が今でも耳に残っています。

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書籍紹介「自閉症」からだとせかいをつなぐ新しい理解と療育

自閉症児の父親(そらパパ)と大学の准教授の共著です。

本書は「そらパパ」さんの独創的な視点と高い知見によって構成されています。

ギブソン理論やコネクショニスト・モデルなど初めて聞く言葉ばかりで始めは面食らいますが、読み進めるうちに「なるほど自閉症スペクトラム児は一般化処理を失敗しているからこういう認知になるのか・・・」とうなずく事が増えてきます。

なんらかの形で自閉症スペクトラム児に関わっている方には一度は読んでみて欲しい本です。            新曜社   1900円

「そらパパ」さんのブログも大変参考になる教材や実践例などが満載ですぜひ訪れてみてください。

お父さんの[そらまめ式]自閉症療育

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書籍紹介「絵カードでコミュニケーション」

PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)の入門書といえます。PECSについてはピラミッド教育コンサルタント社が著作権を持っているため、会社主催の研修会(ワークショップ)に参加しないときちんとした紹介や指導はNGのようです・・・

しかし、日常的な実践としては大変有効で、どのような場面でも使えると思います。

自分の要求が言語で出せない(周りに理解してもらえない)ために、不適切な行動を繰り返していることがよくあります。

自分の要求を表現する手段をすべてのスペクトラム児にできるだけ早い時期に獲得して欲しいと思います。PECSを実践する事で言語的なコミュニケーションの獲得が阻害される事はないと思われます。

まずは、学校でも家庭でも、子どもの欲しがるもの(食べ物や遊び)の写真を用意して要求させたり、選ばせたりすることから始めてみてはいかがでしょう。 

                                        二瓶社 2000円

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重度の自閉症児の反芻行動について

重度の自閉症児の問題行動の改善については、文献等でもそれほど実践が広く紹介されていないようです。

具体的な例として重度の自閉症児の食後の反芻行動への取り組みを考えてみます。

まず、以下のような情報を分析する必要があると思います。

①反芻行動の時間・回数・内容物

②食事内容との関連(特定のものを食べた時だけか、量はどうだったか、食べ方は)

③他の条件との関連(パニックとの関連etc)

情報を集めて分析したら次は作戦を考えましょう!

学校給食後の20分間程度の間にかなり頻繁に、パンのみを反芻しているケースがありました。ある意味、大変器用なことだなあと感心したものです。

問題行動といってもこの場合、自分にも、誰かにも迷惑をかけるわけではないので、できるだけストレスのないような方法を考えました。

パンの食べ方が、一度にたくさん口の中に入れて固めるような食べ方だったので、パンを細かくちぎった形で出し、少しずつたべるように促しました。途中で牛乳などの水分を取ることも促しました。この方法にすぐに慣れてくれたのが結果的には幸いしました。

このような食べ方だと今までのようにうまく反芻できないので、始めのうちは液体状のものをくちゃくちゃしていたのですが、そのうちに反芻自体がなくなりました。

子どもによって事例も対応の仕方も千差万別ですが、しっかり情報を集めて分析する事が大切だと思います。

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発達相談室開設

特別支援学級(障害児学級)の担任や通常学級での特別支援等の経験が20数年の現職教員です。できるだけ、子どもの立場・QOLを大切にするスタンスで相談をお受けします。メールでご遠慮なくどうぞ。

基本的には個人情報保護の観点からメールでお願いします。

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臨床発達心理士

今年、「自閉症スペクトラム支援士」の資格を取りました。次は「臨床発達心理士」に挑戦しようと現在勉強中です。臨床発達心理士の標準テキストは「シリーズ/臨床発達心理学」(全5巻)と言う題名でミネルヴァ書房から出ています。発達心理学を学びなおすにはもってこいの本です。

30年近く前に学んだ「ヴィコツキー」が最近多くの場面で評価されています。なんだか旧友の晴舞台を見るような思いです。 

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スタートにあたって

自閉症スペクトラム児に関する療育については、現在たくさんの方法が実践されています。本当のQOLをめざした療育方法についてこのブログを通して考えていきたいと思います。

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