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重度の自閉症児の反芻行動について

重度の自閉症児の問題行動の改善については、文献等でもそれほど実践が広く紹介されていないようです。

具体的な例として重度の自閉症児の食後の反芻行動への取り組みを考えてみます。

まず、以下のような情報を分析する必要があると思います。

①反芻行動の時間・回数・内容物

②食事内容との関連(特定のものを食べた時だけか、量はどうだったか、食べ方は)

③他の条件との関連(パニックとの関連etc)

情報を集めて分析したら次は作戦を考えましょう!

学校給食後の20分間程度の間にかなり頻繁に、パンのみを反芻しているケースがありました。ある意味、大変器用なことだなあと感心したものです。

問題行動といってもこの場合、自分にも、誰かにも迷惑をかけるわけではないので、できるだけストレスのないような方法を考えました。

パンの食べ方が、一度にたくさん口の中に入れて固めるような食べ方だったので、パンを細かくちぎった形で出し、少しずつたべるように促しました。途中で牛乳などの水分を取ることも促しました。この方法にすぐに慣れてくれたのが結果的には幸いしました。

このような食べ方だと今までのようにうまく反芻できないので、始めのうちは液体状のものをくちゃくちゃしていたのですが、そのうちに反芻自体がなくなりました。

子どもによって事例も対応の仕方も千差万別ですが、しっかり情報を集めて分析する事が大切だと思います。

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