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(その1)「ほめる」

通常学級における発達障害児への支援について(その1)

最近、通常学級に在籍する発達障害児への対応で大変「困っている」先生が多いようです。今までの指導経験では対応できないケースがあまりにも増えているからです。

クラスにいるAD/HDの子やアスペルガーの子が関わったトラブルにどう対応していけばよいかを何回かに分けて考えていきます。

PART1 「ほめる」 初対面での関わり方を大切にする

自分が担当する子どもの情報についてはかなり引継ぎが行われていると思います。もし、情報が少ない状況なら、情報交換の場を関連園・学校で設けることが急務です。

担任する前の年にあったトラブルを分析しておく事、できればABC分析で何ケースかを手札として持っておくと大変有利です。(子どもにとっても!)

※ABC分析についてはこちらを参考にしてください。

担任した初日に、まず対象の子どもを「ほめる」仕掛けを考えておきます。

例えば

① 指名してその子だけに仕事を頼む。(大事な荷物を運ぶ、クラスの子に伝言を頼む、掃除で普段しない場所の掃除・・・etc)

② 挨拶や姿勢、そして笑顔、その他なんでもクラスみんなの前で「ほめられる」要素のあること・・・これはその瞬間に即座に「ほめる」事が必須です。

③ 引継ぎで知っている、その子の長所・ほめられるべきエピソード

近年これらは、複数の子に対して必要な事になるケースが多いです。

初対面の関係を構築する方法として、指導・注意から始めるのではなく「ほめる」事から始める事によって、信頼関係が築ける「大人」である事を認知してもらう事ができると考えます。

私は、クラスで歌う時いつも使うギターを運ぶこと、使い古しの筆を使って窓のサッシの溝を掃除すること、他の先生に伝言を頼むこと、などをよくやってもらいます。

所属感・有用感・自尊感・安心感を感じてもらえるような働きかけを積み重ねる事がその後の子どもの行動を変容させていく事であると考えます。

次回は「しかる」をテーマにします。

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