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爪をかむ癖

「爪をかむ癖をなくしたいのだが」という相談がありました。

爪がどんどんなくなっていって、深爪になっているのを見かねて、ということだと思います。

子どもに「~をやめさせたい」という願いを持つことはよくあることですが、ここで少し考えて欲しいのが以下の数点です。

a なぜその行動をしているのか?

b どんなときにその行動をしているのか?また、していないのか?

c その行動は子どもにとってどんな意味があるのか?

d その行動をなくしたとき子どもはどうなる(と予想される)のか?

e その行動の替わりにどんな行動をさせようとしているのか?             

もちろん、異食や自傷行為のような直接大きなマイナスやダメージが子ども自身に及ぶものはできるだけ早い時期に他の行為に替えていくべきなのは当然です。

では、爪かみではどうでしょう?もしなくしていくのであれば、どのようにしてなくす方法がベストなのでしょうか。

例えば、簡単な方法として爪かみや指しゃぶりをなくすための薬剤を指に塗るという方法について考えて見ましょう。

私は今まで使った事がありませんが、かなりの「にがさ」らしいです。強烈な「嫌子」になります。簡単に爪かみはなくなるでしょう。

これで、おしまいなら苦労はありません。それまで爪かみという行為で「緊張を緩和していたとしたら」「ストレスを発散させていたとしたら」「それ以外にすることが無かったからとしたら」・・・

「爪をかむ」ことよりも大きな「不適応行動」が起こる可能性があります。

では、どのようにしていけばよいのでしょう。

ABA(応用行動分析)では機能分析を簡単なチャートを使って行います。このチャートには、時間と子どもの行動、そして先行条件と後続条件を書き込むだけです。

行動をより詳しく分析することによって、おのずから解決法が見つかるといえます。

ぜひ、試してみてください。

基本的なチャートはこちら 「F.A.chart.xls」

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