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不登校を考える(補足)

不登校について以前「不登校を考える」で書きましたが、

いくつかの補足をします。

① 不登校の原因は単一のものではなく、いくつかの複合的なものであることが多い。そのため、「だれが」「なにが」不登校を生み出したのかというような単純な「犯人さがし」をしてはいけないし、しても意味が無いことが多い。

どうしても、保護者は「学校での○○が」教師は「家庭で○○だから」と責任の投げ合いをしたり、「この子は○○という診断があるから」としがちですが、結局解決の方向から背を向けることになります。

② 不登校の成り立ち(こころの医学辞典:講談社より)

a 家庭・学校・子ども・地域・社会の5つの不利な条件の絡みあい

       

b 疲労感・違和感・身体症状

      ↓ ↑

c    登校しぶり

       ⇓ 

d 不利な条件を促進する因子

登校義務感・周囲からの圧迫・将来への不安・罪悪感・劣等感・不安感・焦燥感・認知障害・行動の評価・・・

       

 以下  c  b  d のループ

このループが繰り返されていくうちに不登校になる。

③ 以前よく言われた「登校刺激を与えない」方法は、発達障害の子どもたちにとっては、絶対してはいけない対応である。具体的な目標を持たせ、見通しをしっかり持って働きかけていくことが大切です。

参考文献:「軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応」学研

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