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問題行動とは

「問題行動」については以前「チャレンジング行動」などでも少し述べましたが、もう少し詳しくまとめます。

問題行動の基準

1 自らの身体・健康に著しい危険をもたらす行動

2 他者の身体・健康に著しい危険をもたらす行動

3 有意義な学習・労働・レジャーへの参加を著しく妨げる。

この3点のどれか一つに当てはまるものが「問題行動」といえますが、「著しい」という部分には主観がどうしても入ります。この点ではあいまいな部分を残しています。

また、自閉症スペクトラム児に対して、本人が理解できないような言語指示だけで活動を強要した時に、パニックになったり、その活動から逸脱した時に、それを本人の「問題行動」としてとらえることは間違いといえます。環境の側が「問題行動」を作り出す可能性があることを自覚・自戒することが重要です。

「こだわりの行動」などで家庭では許容される行動が学校では「問題行動」とみなされる行動については、保護者と学校が個別の情報を共有することで同じ歩調で取り組みができるようにしたいものです。

「問題行動」を子どもからの発達要求のあらわれや、環境との軋轢のあらわれとしてとらえ、「問題行動」の消去のみを指導の目的とするのではなく、発達要求を実現することを目的とした指導が求められます。

対応については次回へ

 

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コメント

先日は、お返事ありがとうございました♪
blogも拝見して頂いたとのこと、ちょこっとお恥ずかしいですが、何だか嬉しいです。つまらない事ばかり書いてあってすみません。

それに引き換え、こちらのblogは、本当に勉強になる事が多く、すごいなぁと思います。病気のお子さんと接する事が多く、障害児教育について勉強したいなぁ・・・と思っていたので、とってもありがたいです♪まだ全部は目を通しておりませんが、色々吸収できたらなぁと思います。

音楽療法の研究会で、‘障害児問題研究会’という会に4月から参加しています。中心となっている先生方は、音楽療法におけるABAアプローチの本を出版なさっているので、今読んでいる所です。ABAのことも全く知らなかったので、素晴らしい~!と思うことばかりです。

病気の子どもたちのために、少しでも役立てていけたらな・・・と思います♪

投稿: 音と風 | 2008年5月27日 (火) 23時45分

音と風さん、コメントありがとうございます。
自閉症スペクトラムのお子さんたちは音声言語によるコミュニケーションが苦手なことが多いようです。音楽活動は直接感性や情動にうったえかけられることができるので大変大切な活動だと思います。また、余暇活動としても一生楽しめるものとして役に立つと考えています。音楽療法によるABAアプローチ私もこれから勉強してみますね。

投稿: BOGEY | 2008年5月28日 (水) 21時21分

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