« 学級の「荒れ」を回復する その1 | トップページ | 学級の「荒れ」を回復する その3 »

学級の「荒れ」を回復する その2

今回のシリーズは以前に書いたSTOP THE 学級崩壊のシリーズとはアプローチの方向が違います。前回はABAやPBSを参考にしていましたが、今回は生活指導的な要素を含んだ「学級集団遊び」的なアプローチです。

では最も深刻なクラス全体がアンダーコントロール状態になる段階(phase3)でどのようなことから始めたらよいかを述べます。

キーワードは「だるまさんがころんだ」です。

レクの時間や休み時間に、担任の先生が鬼になって「だるまさんがころんだ」をするということです。

先生の「だるまさんがころんだ」の「だ」で子どもたちがピタッと止まる。このことからスタートします。ゲームなどの楽しい場面での教師のフィールドコントロール権を確立することから回復・再生がスタートできると考えています。

レクなどの楽しい場面で、教師のコントロールが可能になったら、授業や学級活動などの場面でゲーム的な要素を含んだ「指導」を行っていきます。

例えば、班別対抗の「聞く姿勢」競争。具体的にはどの班が一番はやく「手はお膝」ができたかを競わせ、黒板に班の順位を書く。という簡単なものです。子どもは競争が好きです。それを利用して班で互いに注意し合いながら正しい行動を習慣化させるということです。もちろん早くできた班はうんとほめてあげます。しかし、それだけでなく遅い班でもほかの子に声かけができていた子をほめて「強化」します。いつも一番遅い班が速くできたら、これもしっかりほめてあげます。

教師の話をきちんと聞けない状態だったら、教師の言った複雑なことを班で書いてみる・やってみるなどのゲームも有効です。

班での話し合いが成立しない状態であったら、とにかく班で意見をできるだけ早くまとめるゲーム(チョークの色当て)*1や班で大声をそろえて出すゲーム(班コール)*2が有効です。

次回に続きます。

*1 教師が何色かのチョークの中から一つを取り出し、それが何色かを班でできるだけ早く話し合って決めるゲーム。T「なーんだなんだ?」C「なーんだなんだ?」×2 T「相談!」班での話し合いC「きーまった!」T「一班」C「○色!」T「2班」C「○色」・・・T「なーんだなんだ?」C「なーんだなんだ?」×2 T「○色」これを何回か繰り返して班対抗のゲームにします。

*2 班のリーダーが指で自分の班以外の班を指定して、大きな声でそれを言い(班コール)、失敗するまで続ける。失敗した班を指定したにポイントが入る。T「3班!」3班「はーい5班」5班「はーい4班」4班「はーい1班」・・・このゲーム慣れてくると、班としてまとまっていない班を狙っていったり、自分の班を何回も指定して、急に他の班を指定する。などの高等戦術も出てきます。  

 

読んでくれてありがとう!ブログランキングに参加しています。気に入っていただけたら、ぽちっとワンクリックお願いします。もっとポジティブになれるので ⇒ にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

|

« 学級の「荒れ」を回復する その1 | トップページ | 学級の「荒れ」を回復する その3 »

通常学級における発達支援」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/502259/42528565

この記事へのトラックバック一覧です: 学級の「荒れ」を回復する その2:

« 学級の「荒れ」を回復する その1 | トップページ | 学級の「荒れ」を回復する その3 »