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学級の「荒れ」を回復する その3

学級の「荒れ」を回復する その3

「だるまさんがころんだ」の応用

ゲームを通じて、ある程度教室という場のフィールドコントロールができるようになったら、今度は学習場面で「だるまさんがころんだ」を応用していきます。

私は黒板を黒板消しの角で「コンコン」と2回たたくサインをします。子どもたちは話し合いをしていても、作業をしていても即座に聞く姿勢をします。先に気がついた子が同じ班の子に声をかけるから、ほんの数秒でできるのです。これが徹底していくと黒板消しを持って手を挙げるだけで話を聞く姿勢になります。もちろんこんなサインを出さなくても、教師が「ハイ」というだけでもできるようになると思います。

担任が大きな声を出さなくても、話が聞けるようになると、学習場面で子どもたちをほめてあげることができるようになります。このことが、重要であるということを覚えておいてください。

学習場面でほめられることを経験した子どもは、授業に集中できるようになります。授業との向き合い方を知っていきます。それまで、立ち歩きや私語があったり、教師に対して反抗していた子たちの目が輝いていく瞬間に立ち会えることは教師冥利に尽きるものです。

もちろん、授業の内容は子どもたちの興味や発達段階・レディネスに応じたものでなくてはなりません。いたずらにドリルなどの反復練習を繰り返していることも慎まなければなりません。

子どもの学びを「習熟度」別で分断することや、一部の子どもを対象とした高度な内容の授業をすることも慎むべきだと思います。

子どもたちはそれぞれの考え方をぶつけ合う中で学んでいくものです。未熟でも「ああじゃないのかなあ、こうじゃないのかなあ」と話し合いながら、学びを「共同化」していきます。

そこには「習熟度」別では経験することができないダイナミックスがあります。

インクルージョンの発想もこのような「学びの共同」が基盤にあると思います。

学級の「荒れ」を子どものせいにしない教師の姿勢こそが、今求められていることだと思います。

授業配慮&基礎トレーニングのミニシリーズに続きます。

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