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授業配慮と共に基礎トレーニングを Part1

授業配慮と共に基礎トレーニングを Part1

さまざまな課題を持った子どもを通常学級で指導する場合に、多くの配慮が必要となってきます。これらのことについては、以前の記事(授業配慮確認シート)等で書いてきました。

このような教師側の配慮によって、より楽に授業に参加できるようになることはとても大切なことです。学習環境が整うことによって子どもの「困り感」は減っていきます。
しかし、本来の子どもが抱える課題を解決したことにはなっていないといえます。
次に必要なことは、具体的に子どもに力をつけるための基礎トレーニングだと思います。つまり運動前のストレッチや軽いジョギングにあたるものです。

具体的にどのようなトレーニングかというと
・正しい姿勢ですわる
・集中する
・先生や友だちの話を聞く
・提示されたものや教科書・プリントなどを読む
などです。
当たり前といえば、当たり前ですが、これらの基礎的なことが苦手なために、じっとしていられない・教室から飛び出す・勝手な発言を繰り返すなどの問題行動が起きることも多いのです。

以下のようなトレーニングを毎日少しずつ行うことで、子どもたちが変わってきます。

着席姿勢の確認 足やおしりの位置、背すじなどを確認します。「いい姿勢!」の一言や決まった合図でそれができるようにさせます。

正しい着席姿勢を確認し、手はひざに置かせて、目をつぶらせて30秒から1分程度全員が静かにじっとしている。(黙想のようなものです)
実はこれをやってみるとクラスに1・2名数秒しか持たない子がいます。すぐに笑ってごまかそうとする子、黙ってはいてもとても苦しそうな顔つきになる子などです。これらの子はほとんど、授業中集中できずに手遊びをしていたり、勝手な言動がある子です。
毎日続け徐々に時間を延ばしていくようにしてみましょう。無言で本を読む「朝の読書」も有効であると思います。(余談ですがANAの整備士は、始業時に集中力を高めミスをなくすために30秒の黙想をしています。)

黒板の前で教師が長い指示棒などをゆっくりと動かしそれを、子どもたちは顔を動かさずに目だけで追う。(「眼球運動」の記事で書いたものの教室バージョンです。)
もちろん1対1のほうが効果的ですが、想像以上にクラスで行っても苦手な子を発見することができます。
目標を目で追うことを辛そうにしている子、あらぬ方向を向いている子など、やはりクラスで何人か見つけることがあります。
縦方向はクラス全体では難しいのですが、気になる子には1対1で試してみてください。学習面で大きな困難を抱えている子が、縦がうんと苦手であった経験があります。
眼球運動は板書をノートに写したり、本を読んだりするときに大きく影響します。
この眼球運動についても毎日の少しずつのトレーニングは有効です。

Part2に続く

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