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AAPEPを学習課題に Part2

AAPEPを学習課題に Part2

2 まずは余暇活動スキルを

AAPEPでは家庭尺度で8つの、学校/作業所質問紙では7つの余暇活動のスキルが挙げられています。

家庭①  学校/作業所①

「自由な時間を直接の指示がなくても30分以上適切に過ごすことができるようにする。」

適切なひとり遊び、何人かでするゲーム、趣味の活動などが挙げられていますが、この趣味の活動の中にパソコンの操作、携帯およびTVゲーム、DVD鑑賞なども入ります。

私の知っているお子さんは、パソコンを上手に操作してネットサーフし大好きな電車の画像を次々と見ることができます。また、青年期になって、パソコンで絵を描いたり、メールをしたりして楽しんでいる教え子もいます。工場で働いている青年が休憩時間にポータブルDVDで好きなアニメを見てリフレッシュしている様子を見せていただいたこともあります。

この自律的な余暇活動は、スケジュールの中に適切に組み込むことによって、生産的な活動や適切な行動についてのご褒美となり、最も有効な強化子ともなるものです。

今、一人でできる余暇活動が大変少なく、適切なものではないことが多いお子さんにとっては最も早急に取り組むべき課題であると言えます。

まず、本人が何に興味を持つかは、おやごさんが一番ご存知ですので、おやごさんと話し合って、これから取り組む2・3の余暇活動を決めてください。(できれば視覚にうったえかけるものが良いと思います。)

マッチングやビーズなどが余暇活動のようになっていることがあります。このことについて私は否定するものではありません。しかし、本人のQOLを考えた時にボトムアップのための発達課題と余暇活動は区別したいと思います。なぜかというと一般的な余暇活動は社会的な広がりを持つからです。

電車が好きなら、旅行が好きになる。模型に興味を持つ。時刻表に興味を持つ。同じ趣味をもった友人と交流するようになる。

アニメが好きなら、本屋さんにアニメを買いに行くようになる。アニメを描くようになる。アニメ映画を見に行くようになる。アニメソングをカラオケで歌うようになる。・・・

ゲームが好きなら、ゲーム雑誌を楽しんで読むようになる。友だちや家族と対戦する。・・・

余暇活動の指導については

1 まず、一緒に楽しむ。

2 本人が全く興味を持たないものをトレーニングする必要はない。

3 機械等の操作が得意な子には操作をきちんと教える。

4 スケジュールの中で位置付ける。はじめ・おわりを意識させる。

 

1日1日を楽しく過ごすことは、どの人生にとっても大切なことだと思います。

余暇活動によって、楽しかった記憶をたくさん作れるような毎日にしていけるといいなあと思っています。

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