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AAPEPを学習課題に Part4

AAPEPを学習課題に Part4

4  自立機能 「ひとりで食事ができる」「簡単な食事を自分で用意できる」

  家庭⑤   学校/作業所②

・自分の食事をテーブルまで運ぶ、箸やスプーンを使って食べ、食べ終わったら食器を決められた場所に片付ける。(8種類以上の食べ物を食べることができる)

学校でも日常的な生活指導をもっと大切にしてほしいと思います。家庭でのスキルを前提としたトレーニングを教室でも行ってください。担任や介助の先生がつきっきりでお世話をしていては、その子のスキルは伸びません。

給食のメニューをどれも食べさせたいがために、一連の自分できちんと食べるというスキルを後回しにすることのないようにしたいものです。また、箸が難しいのであれば、スプーンとフォークを使わせて、手で食べることのないようにもしてください。箸のトレーニングにはいろいろな補助具が既に開発されているのでそれを利用するのが賢明です。(箸の間にピンセットのようなばねが入っているものが一番使いやすいです。)

準備や片付けについては、本人の特性に合わせた手順書を用意したり構造化を考えてください。(これも、一つ一つ大人が言葉かけとクレーンで指導するものではありません。)

このような日常的な活動で手順書を使うと、手順書を使うこと自体のトレーニングにもなります。

偏食の指導は行き過ぎないようにしたいものです。無理に食べさせようとすると、不適切な行動が食事場面で多く見られることになります。先に紹介した「自閉症の特性理解と支援」藤岡宏著では、食べたくないメニューを「いりませんX」と書いてあるトレーに自分で乗せるという「ノーという」スキルを紹介しています。

・レトルト食品や冷凍食品をあたためる。サンドイッチを作る。野菜や果物を切る。包丁やレンジ・電子レンジなどを使って簡単な料理を作ることができる。

ここでも手順書が大活躍します。

お子さんがひとりで、何か食べ物を作っている様子を想像してください。なんて素敵な姿でしょう。

これはできるところからスタートです。

食べたいものを選ぶ→まず袋を開ける  などということから始めるといいと思います。

今はレトルト・インスタントでほとんどの物が食べれるありがたい時代です。お気に入りの簡単料理をいくつか作れるようになれるといいと思います。

よく支援学級で調理実習をしますが、これも実際の子どもの生活に般化できるような活動内容であってほしいと思います。

TVで今「自分のペースでいいんじゃない!」ってSMAPが歌ってました。

その通り!お子さんの「自分のペース」を守りながら取り組んであげましょう・・・

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