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マカトン法

マカトン法とはダウン症のお子さんなど言語発達に遅れがあるお子さんのためにイギリスで開発されたサイン言語です。

学生時代に聴覚にハンディを持つ仲間や、手話のサークルの仲間がいたこともあって、ある程度手話はできるのですが、先日このマカトン法を調べていたら、ほとんど日本の標準的な手話と同じことを知りました。

これなら、音声言語がまだ難しい自閉症スペクトラムのお子さんとのコミュニケーションにも十分使えると思いました。

先日、特別支援学級への巡回相談で、重い自閉症のお子さんへの、「~ください。」「はい、どうぞ」の音声言語でのやり取りの学習を参観しました。(実はこの時、私は音声言語でのやり取りの練習はこのお子さんにはまだ早すぎると思いながら参観していたのです。)

その学習の後、そのお子さんが絞り出すような声で「ちょうだい」と言いながら両手のひらを上に向けて重ねながら本当に欲しいものを要求したのです。後で担任の先生にこれが学校で「初めての要求」だと知り私は、担任の先生よりも興奮していました。

音声言語はハードルがずいぶん高くてもサイン言語ならそのハードルを低くすることができると思います。

絵カードなどでの視覚支援とともにサイン言語の活用もチャレンジしてみたいと思いました。

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自閉症スペクトラム児の療育・教育」カテゴリの記事

コメント

息子もまだ、言葉が出ないときに「ちょうだい」
「おしえて」など、数語マカトンを使いました。
療育の先生に、身振りを使うと言葉が出やすく
なるということで使い始めたのですが、息子の場合
不明瞭ながら、マカトン始めて数ヵ月後には言葉
が出始めました。マカトンだけではなく、要求など
相手に伝えるということを一緒にトレーニングしました。
マカトン、教材や講習でお金がかかるようですが、
頑張ってください!

投稿: yanamama | 2008年12月16日 (火) 05時56分

yanamamaさん
コメントありがとうございます!

>マカトンだけではなく、要求など相手に伝えると
>いうことを一緒にトレーニングしました。

これが大切なんですね!
絵カードでのコミュニケーション支援でも同じだなあと思っています。
「何が何でも音声言語から」という思い込みをなくして、お子さんが楽な方法を見つけていってあげたいと思います。

投稿: BOGEY | 2008年12月16日 (火) 19時15分

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