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「図と地」通常学級編

通常学級での「図と地」についての簡単な考察です。

前を向いていても、黒板に書かれている注目すべき部分を見ている子は多くはないと感じています。
ぼんやりとしている子は教師の声も板書の文字も「地」になっています。
じっとしていられない子は、他の興味がある物を見たり、近くの子どもにちょっかいを出したりしています。これらが「図」になってクローズアップしています。

極力、教室の黒板周りや前面をシンプルなものにして、テレビや棚、予定黒板などをカーテンで隠すなどの環境整備を行っている担任の先生も見えますが、まだ多くはありません。
逆に黒板の中に学級通信や掃除の登板表、子どもの名札磁石などをたくさん貼ったりして、肝心の板書がとても見にくい教室を見かけることが結構あります。

また、大きな声でずっと話し続ける教師の声は、子どもたちが能動的に「聞く」という機会を奪うばかりか、学ぶべき内容さえも伝わらないことがあります。私語が多いのもこのようなクラスです。
穏やかに小さな声で語りかける教師の話を静かに聞いている子どもたちの眼は輝いていることが多いです。

言葉による指示だけでなく、それをわかりやすく板書したり図示したりする。
集中できない子、姿勢が崩れる子、じっとできない子などには「~しなさい。」と注意するより、「○○さん~してるよ。」というコメントをして自分が無意識のうちにしていることを自覚させるようにする。

もちろんこのような配慮も大切ですが、授業内容自体が子どもの「学び」をしっかりと保障しているものであることがバックグラウンドになければいけないと思います。
そして、もしかすると一番大切なことは、教師が一人ひとりの子どもの特性にしっかりと焦点をあてる。
つまり「図」としてとらえることかもしれません・・・


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