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ダブルスタンダード

以前通常学級でお母さんがフィリピン人のお子さんを担任をしたことがあります。
宗教上の理由でピアスを空けていた彼女、とてもしっかりしていた子でした。
お母さんは大統領を輩出したアキノ一族の令嬢だったそうですが、明るく元気な親しみやすい方でした。
そのときいろんなお話をさせていただいたのですが、一番印象に残ったのは、
「今の日本の母親は、ここまでは許すがここからは許さないというラインをきちんと子どもに示すことが出来ずに、その基準が日によって違う。見ていてハラハラする。」というお話でした。

子どもの支援を考えたときスタンダードが複数あることは子どもに大きな混乱をもたらすと思います。
学級全体がアンダーコントロール状態になったとき、支援のために支援員や他の教員が配置されることが多いのですが、このとき陥りやすいのが「ダブルスタンダード」による混乱です。
片方の指導者は許可するが、もう一方は許可しないなどの対応のちがいがあるという状態では、子どもたちの混乱は解消されません。

ある先生の授業では落ち着いているのに、違う先生の授業では不安定な状態になる場合も同様だと思います。
この「ダブルスタンダード」を解消するためには、教師間の相互理解と対応の統一が必要です。
話し合いだけでなく、できればマニュアル風に文書化しておくと他の教師が入る場合にも参考になると思います。
これは特別支援学級でも同様だと思います。
必要なのはチームとしての対応だと思います。

ここからは余談です・・・
その母さんの英語はとても美しく、
私が好きだったEmily Dickinsonの朗読を
聞かせてもらったことがありました。

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通常学級における発達支援」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、はじめまして。
田舎で臨床発達心理士をこっそりやっています。
Tomといいます。
偶然ブログ拝見しました。丁寧なとりくみと思索がなされていて関心しています。
特別支援教育のお手伝いや周辺領域をさまよって
いますが、まだまだ啓蒙や地域づくりが必要なのかなと思うことが多いです。
よかったらいろいろご教示ください。

投稿: Tom | 2009年3月23日 (月) 20時45分

Tomさんはじめまして。
コメントありがとうございます。
実は私も田舎です。
そして、私も現場で「臨床発達心理士」をこっそりやっています。(笑)
これから、いろんな情報交換ができたら幸いです。
よろしくお願いしますね。


投稿: BOGEY | 2009年3月23日 (月) 21時30分

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