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今、求められているもの

出版社の編集の方と電話で30分ほどお話をしました。
今現場でもっとも必要とされているのは、
「困ったときにどうするか、というすぐに役立つ解決策。」
確かにそのとおりです。私が訪問要請を受ける場合でも、多くの場合そのことが要求されます。
「このような困った事例にはどのように対応したらよいか」というマニュアルのニーズが多くあることは確かです。

しかし、本当の解決策に即効薬のようなものはないのでは、というようなお話をしました。
担任の教師と子どもたちで作り上げていく、学級の雰囲気や文化のようなものが問題を克服していくカギになると考えています。
「特性」を持っていたり、厳しい状況におかれていたりする子も、そうでない子も同じように生き生きとすごせる教室を少しずつ創り上げていくことが、もっとも効果的な取り組みであると考えています。
もちろん短期間で達成することはできません、年度末の学級の雰囲気をイメージしながら少しずつ積み上げていくことが大切だと思います。

問題がある場合、その原因を子どもに求めない。
子どもを変えるというスタンスからの脱却。
ここからスタートしてほしいと思います。

環境との相互作用の中で子どもの行動は起きると考えてみることは大切です。
応用行動分析については、ABAカテゴリー記事を参考にしてください。
教師がどのような働きかけをしていけばよいかについての定石はありません。
子どもだけでなく、教師自身も自分らしく生き生きと活躍できる教室にしていってください。

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通常学級における発達支援」カテゴリの記事

コメント

「原因を子どもに求めない」
これは、心にとどめておきたいです。教師としても母親としても・・・

今の自分の目標は、
「毎日、どの子も楽しく!」です。
あまりにも漠然としているんですが、これ以上にうまく言い表せなくて・・・(笑)

投稿: あっき~ | 2009年4月23日 (木) 23時50分

「毎日、どの子も楽しく!」
すてきな目標です!
実際その方向に向かっていますよね。
あっき~さんも楽しんでくださいね、
そして私も少し楽しませてもらいます。

投稿: BOGEY | 2009年4月24日 (金) 19時27分

こんにちは、Tomです。
おっしゃっていること、よくわかります。
知ってほしいことと知りたいことの差に悩んで
います。
ノウハウでなく、ノウハウを生み出す根っこを
原理をと思うのですが。

投稿: Tom | 2009年4月25日 (土) 05時16分

>問題がある場合、その原因を子どもに求めな
>い。
>子どもを変えるというスタンスからの脱却。

 全く同感です。
 担任にとって、つらい状況を脱け出すための“魔法”なんて、どこにもないのですよね。
 変えられるのは、ツライと思っている自分の見方や考え方。
 物理的にも精神的にも余裕がない現場で、それを求めるのも酷なことなのかとも思います。だからこそ、我々のような立場の人間が、介在することが必要なのでしょうね。

投稿: hige | 2009年4月25日 (土) 10時29分

>TOMさん
いつもありがとうございます。
根っこをしっかりと持てた先生はだいたい大丈夫ですよね。
そんな風にどの先生もなってもらいたいと思ってアドバイスをしています。
伝わるときと伝わらないとき、伝わる人と伝わらない人。
私たちの伝える力量にもかかっているかなあ、とも思います。

投稿: BOGEY | 2009年4月25日 (土) 17時56分

>higeさん
コメントありがとうございます。
自分がツライと感じるのではなく、
「しんどい思い」をしている子どもから学べる担任になってほしいですね。
私も私の同僚も「しんどい思い」をしていた子どもに育ててもらった実感があります。
「魔法の言葉」もしあるのだとしたら
「先生があなたのこと分かっていなかったね、ごめんね。」
かもしれませんね。


投稿: BOGEY | 2009年4月25日 (土) 18時06分

「こんなとき、どうしたらいいの」と思うことは毎日たくさんあって、正直解決策があればなぁ…と思う自分がいます。でも、そんなものはなくて、今いる子ども達と自分とのかかわりのなかで、今”どうしよう”と思っていることも少しずつなくなっていくものなのかなぁとも思っています。困っているのは、私じゃなくて、きっと子ども達のほうですよね。
うまくいえないですが、今いる子ども達に何が合って、何が合わないか、試しにやってみなきゃと思っています!
それぞれの子ども達に趣味(というか、あそびというか、好きな活動というか)や興味を広げてあげることが今の自分の課題です。

投稿: ゆーみん | 2009年4月26日 (日) 16時44分

ゆーみんさん、コメントありがとう!
そうですね、できるだけエラーの少ないトライをしていきたいですね。どの子も「毎日を楽しく」すごせるように頑張っていきましょう。私たちが変わっていくこといっぱいありそうです。
それと、ゆっくりお休みも楽しんでくださいね。


投稿: BOGEY | 2009年4月26日 (日) 17時21分

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