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「自己肯定感」のための「安心感」

2冊の書籍を紹介します。

1冊は佐々木正美氏監修の「大人のアスペルガー症候群」
                   講談社 1300円
この本も同僚の支援員さんにお借りしたものです。

もう一冊は高垣忠一郎氏の「生きることと自己肯定感」
               新日本出版社 1500円

「大人のアスペルガー症候群」では
2次障害は対応次第で防げるとし。そのために必要なことは、
1 正当な理解がなされ、長所を評価されることによる自信
2 自分の言動を受け止めてくれる人がいるという安心感
3 気持ちが通じ合う相手がいる喜び。共感を抱ける
               であるとしています。

また、「生きることと自己肯定感」では
「自分が自分であって大丈夫」という自己肯定感は、(中略)「あれができる、これができる、ここが素晴らしい」という能力や特性の値打ちを評価し、確認させることによって、育てるようなものではない。自分が生きていることこそ、そのこと自体の価値に気づいたときに自然に生じるものである。
                としています。

自己肯定感のベースになるものは、「今の自分でいいんだ」という安心感であるといえます。  
どの子にも、この安心感を与えられるような大人でいたいものです。

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コメント

 2冊目の本のご案内で思い出したのですが、先週末でしたか地元紙のコラムに、ある通り魔事件の犯人が世間の人が根拠のない自信だか安心感があるのがおかしいというようなニュアンスの事を言っていたらしいという記事がありました。
コラムニストも、犯人の、根拠のある=表面的な評価や事実に裏付けられた自信や安心感しか求められない心のうちについて問題視していましたが、人への信頼とか自己肯定感ってそういうものですよね。~だから自信、~だから安心感という簡単な因果関係の図式ではなりたっていない。愛着は説明をこえた「甘美」なもので、好きな大人の前ではとろけちゃうみたいなもの。おっしゃる通り、今の自分でいいんだという肯定感は本当に大切で全人的な受容に基づいているのだなと感じました。本、買ってみます。

投稿: Tom | 2009年4月14日 (火) 05時16分

Tomさんありがとうございます。
紹介した本でも、「競争原理」にのっとった「自己肯定感」は偽物であるということが書かれていました。
(ちなみにこの本、大手の古本屋さんで105円でしたよ)

投稿: BOGEY | 2009年4月16日 (木) 19時26分

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