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チームでABC分析

巡回訪問先で「問題行動」といわれる行動についてABC分析を行いました。あるお子さんの他傷行動についてその行動をどうとらえ、今後の支援方針を明らかにすることが目的です。
参加は支援学級担任(2名)・交流学級担任・養護教諭と私の5名でした。

どんな時に(先行事象)その行動をし、その後どうなった(結果)をできるだけくわしく話し合っていただきました。
はじめは「何もないときにもその行動が起きる。」と話されていた先生も、他の先生から「こんなときにあった。」「この人にはするがこの人にはしない。」などの様子がいくつかのエピソードとともに話されると、「そういえば暑い時や、教室で~の時に・・・」とその行動の背景などを詳しく話され始めました。

その行動の「機能」がそのお子さんにとって何であるのかも、チームで話し合うことによって、支援者への訴えかけが主なものではないかと明らかになりました。苦手な活動からの「逃避」であったり、「注目」を得る場合もあることも明らかになりました。

今後の支援方法をどうするかという話になっても、いろいろなアプローチのアイデアがチームならたくさん出てきます。
自分の思いを伝えるための手段をどのようなものにするか。
支援の在り方、支援者の役割をどのように「改善」していくのか。
他の子どもたちとの関係をどのように「調整」していくのか。

話し合いが終わった後の先生方のノートにはぎっしりとメモが書かれていました。
対応を変えること、その対応のアイデアは多ければ多いほど「ストライク」に近づくと感じました。

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ABA(応用行動分析)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
「チームでABC分析」よい提案だと思いました。ケース会議の方法論と切り口をチームで意識確認していくと、問題解決志向になりそうですよね。「説明概念」にとらわれたり、へんな物語でこどもを読み取ってしまう傾向少なくなく、機能、意味、状況でとらえようというキャンペーンをしていくことほんとに重要だと思います。

投稿: Tom | 2009年7月22日 (水) 20時07分

TOMさんいつもありがとうございます。
「説明概念」や「へんな物語」よく訪問先で出会います。
実はこの時も1人の先生が「こうゆう子は手袋をはめているような感覚だから、人をひっかくんだ。」と熱心に話されていたのです。それを否定するのではなく、実際の行動を詳しく振り返ることで、「感覚の問題」説は自然とたち消えて行きました。
これもチームならではの光景だと改めて思いました。

投稿: BOGEY | 2009年7月22日 (水) 21時47分

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