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WISC-Ⅲの解釈

今年の夏は1学期に巡回訪問で観察させていただいたお子さんの検査が多く入っています。
初めて検査を受けるお子さんもいれば、何回目かのお子さんもいます。
その中で2年ほどの前のデータと比べると驚くほど変化のあるお子さんがいました。
2つのデータだけをみたときにそれが同じお子さんだと判断するのは無理ではないかと思われるほどです。

言語性検査のSS差が10が4に減って大きな凸凹が少なくなっています。
8歳で問題がBに変わる符号ではSSで6下がっており、当然処理速度の値も大きく下がります。しかし、この動作性検査でも折れ線グラフの凸凹は少なくなっています。
そして、言語性と動作性のIQの差は縮まり、FIQも上がっています。

ここで詳しい分析はしませんが、このお子さんの場合、小学校に入ってからの学習や生活の積み重ねの結果がデーターとしてあらわれているようにも思われます。まだまだ「困難な課題」はありますが、本人やおやごさんを励ましながら支援する方向でこの結果を活用していきたいと考えています。

一部でWISC-Ⅲの結果を固定的にとらえたり、データから「~という発達障害の傾向がある。」と早計に判断することがあるようです。これは現場での本当の支援には結びつかないのではないかと思っています。

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