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2009年9月

「ナイスアシスト」と「スキルアップ」

スタッフに恵まれるということは幸せなことです。
今年は相坦(通称:相棒)にも支援員さんにも大変恵まれています。

今日は雨。いつもより運動場で遊べなかったC君。4時間目が終わったらいつもは交流学級での給食にすんなり行けるのに、今日はどうしても外に行きたいようで下駄箱のところで私にダダをこねていました。
その様子をみた相棒は、とっても素早く教室から「給食袋」を持ってきてくれました。
この「視覚支援」ならぬ「実物支援」は大変効果的でした。
これできっちり気持ちの切り替えのできたC君は交流学級に行って、いつも通り給食を食べることができました。
機転のきく「ナイスアシスト」とても頼もしくありがたい限りです。

2セットの色鉛筆と色カードを使った「やり取り」の練習を何人かのお子さんにしています。
支援員のW先生がD君とそれをしているとき、私が「次はこうしてください。」とお願いしていると、支援員のK先生が「私も一度きちんとやり方を覚えておきたい。」と参加してくれました。
「やり取り」の学習で大切なことは、「それぞれのターンが意識できる。」「順番の理解だけでなく、意思を伝達するというスキルの基礎を築いていく。」ということです。それらの意図をスタッフ全員が共通理解できるということもとても頼もしくありがたいものです。

担任も支援員も自覚的に「スキルアップ」していくことが、お子さんたちの発達を「保障」していくことにつながっていくのだと思いました。


さて、明日は相棒と支援員さんに後を任せて修学旅行に行ってきます。

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「桃色のクレヨン」

世の中はいろんなところで繋がっているようです。

「自閉症児とともに、きままにおさんぽ♪」というブログのリンクから私のブログを訪問された方がみえました。

「くめくめ」さんが書いているこのブログの9月16日の記事は「桃色のクレヨン」(人権啓発ビデオ)がYoutubeで流れているとの内容でした。この作品の原作者と「くめくめ」さんはブログを通してのお知り合いのようです。

私がPCでこの作品を見だしたら、息子がすぐに
「ぼくこれ、去年学校で見たよ・・・」といって、作品の内容を詳しく話してくれました。

ということで
こちらがYoutubeへのリンクです

それから
「自閉症児とともに、きままにおさんぽ♪」
はこちら

これからも
いろんな繋がりが増えていきますように・・・


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「特別」ではない「特別支援教育」

通常学級で行う「特別支援教育」は実は「特別」ではない事が多いと考えています。ブログ仲間には「ユニバーサル教育」を謳っている先生もいます。

あるクラスの「研究授業」を参観しました。
とても落ち着いた静かな雰囲気で授業はすすみます。
挙手をして発言する子どもはそんなに多くないのに、たくさんの子が自分の考えを述べています。
子どもたちに信頼されている担任は、丁寧に子どもを観察しながら指名します。指名された子どもは穏やかな口調で自分なりの考えを発表しています。
これは、担任と子どもたちの「信頼関係」のなせる技です。

一人一人の立場や考え方を大切にする担任の姿勢がきちんと子どもたちに伝わっています。
このようなクラスでは、少しばかりの「特性」を持っていても、「困難さ」を持っていても楽に過ごすことができると言えます。
「許容度の高い教室」を目指した取り組みをどの学級でも取り組まれるようになることを願っています。


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いつもと同じ安心感

大リーガーのイチローは、毎朝同じカレーを食べるそうです。
どんなに調子が悪くても、良くても「同じ」カレーを食べるそうです。

毎日の生活を安定したものにするには、「いつもと同じ安心感」がとても大切だと思います。
できるだけ同じことをスケジュールの中でも位置付けるようにしたいものです。

もちろん視覚支援やコミュニケーション支援の手立ても同じです。
今日は失敗をしてしまいました。
運動場に遊びに行くための「要求カード」がいつものカードフォルダーに入っていませんでした。
急いで探しても見つかりませんでした。
いつもカードを支援者に渡しながら「~行ってきます」をいうB君はとても戸惑っていました。
そして混乱気味に「~行ってきます」を大きな声でいってから運動場に出て行きました。

すぐに変わりのカードを作って次の休み時間からはそれを使ってもらおうとしましたが、 一度混乱してしまった「気持ち」はすぐには元に戻らないようでした。

毎日の「いつもと同じ安心感」をきちんと保障してあげようと反省しました。

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「ごめんなさい」という感情


ある朝、A君はとても「おこって」しまいました。理由は、いつも家から出るときの自分の仕事だと思っていることをお母さんがしてしまったからです。

学校についても、「おこれて」きてしまって、昇降口で水筒を投げてしまいました。残念なことに水筒は壊れてお茶がこぼれてしまいました。

朝の遊びから帰ってきた昇降口で、A君は自分がしてしまったことがとても気になって水筒を投げたところを何回も見に行きます。いつもはすぐに上靴に履きかえられるのに、今日はなかなかその場から離れられませんでした。

何時間か勉強したあと、教室の水筒を置くところをみたら水筒が置いてありました。(実はA君のお母さんが新しいのを買ってきて置いてくれていたのでした。)
A君は不思議そうに水筒を縦や横にしてながめます。そして、美味しそうにお茶を飲みました。

お迎えの時間になりました。
でもA君は、なかなかお母さんの車に乗ることができません。
やっと車に近ずいても、また離れてしまいます・・・
朝、自分がしてしまったことをとても後悔している様子です。

たまりかねた先生が「ごめんねってゆって車にのりなよ」と声をかけました。
すぐにA君はお母さんに「ごめんね」といって車に乗りました。
「ごめんね」ということでA君は車に乗れたのだと先生は思いました。


これは「こころねはみんないっしょ」という記事の続編になります。

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「パニック」について

自閉症スペクトラム児の教育に関わっている先生でも、
「自閉症の特性としてパニックはない。」というような話をすると驚かれる人がいます。
どのような条件・状況の時に「パニック」になるのかをきちんと分析すること。
「パニック」の原因が明らかになると、対応の方向性が見えてきます。

周りの環境を整えることが最も大切なことはいうまでもありません。
そのうえで、

スケジュールで対応するのか
視覚支援で対応するのか
コミュニケーションカードで対応するのか
タイムアウトやゴーアウェイで対応するのか・・・etc

対応次第で「パニック」が起きることはなくなり、穏やかに過ごすことができると考えています。

あるお子さんは、一番好きな「遊び」の写真カードで要求ができるようになることによって、一日のスケジュールの見通しが持てるようになり、いわゆる「パニック」がとても減りました。
つまり、この学習が終わったら、好きな「遊び」を要求できる。だからがんばれる。チャイムがなって「遊び」をやめてもまた、次の活動の後に「遊び」を要求しらた、それがかなえられる。だから区切りが付けられる。
日常生活に安心感があると、とても穏やかな生活が送れるようになるといえます。


「パニックは最大の不適応」これも佐々木正美先生の言葉です。

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語り合うこと

相棒と長い時間、語り合いました
4月からのお子さんたちの成長と今後の課題
交流・共同教育について
共生教育について
おやごさんの思いについて
だんだん具体的な方向性が見えてきます

まずは新しいスタートを切ること
動いてみなければ、次のステージは見えてきません
スタッフの意思統一を大事にして
現状に甘んじない・・・

そんなスタンスを
教室の黒板にたくさん書きました

「スタートは何回あってもいい」
佐々木正美先生の言葉です

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「発達障害児の不登校について」

「発達障害児の不登校について」 という検索ワードでこのブログを訪問される方がみえます。
原因は「障害」であるのか、登校すべき「教室」であるのかをきちんと分析してみる必要があると思います。私は「発達障害」が原因の不登校はないと考えています。
学齢期を過ごす「教室」がそのお子さんにとってどのような意味を持つのか、お子さんの立場から考えることが大切だと思います。
おかれている環境でお子さんの「言動」や「こころもち」が全く違うと感じた経験されたことはないでしょうか?
ある場所ではとても穏やかで素直であるのに、別の場所では大変衝動的な言動が見られることはまれではありません。
「2次障害」と呼ばれたり「誤学習」と呼ばれていることは本人には責任はなく、支援する側の「建前」や「都合」がお子さんをそのような状況に追いやっていることはないかと、支援者自らが振り返ってみることが求められているといえます。
現在の状況よりも少しでもお子さんにとって「意味」のある学校・教室にすることが教師・支援者の本来の仕事だと思います。


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「特別支援教育」をどう語るか

来週の週末は地元の先生方の勉強会で、11月は民間教育研究団体の東海・近畿研究大会でレポーターを務めます。
どちらもテーマは「特別支援教育」ですが、求められているものが随分異なるようです。

通常学級担任の先生方は「明日からすぐに使えるノウハウ」を求めていることが多いようです。
・じっとしていない子をどうするか
・乱暴な言動がある子をどうするか
・学習についていけない子をどうするか・・・
ややもするとお子さんの「困り感」よりも先生の「困り感」の方が前面に出てきます。
1人1人のお子さんを「どのようにとらえ、どのように支援するか」という視点からスタートできるようなお話ができたらと思っています。
「特別」ではない支援が最終的にはとても大切であることも、事例を通して理解していただければと考えています。

支援学級や支援学校の先生方は「実践交流」が主な目的であるようです。
同じ自閉症スペクトラムにかかわる実践でもアプローチの違いは地域や学校種別だけではなく、個々の先生方によっても随分異なっているようです。
私自身も学ばせてもらうという立場でレポートに取り組んでいきたいと思っています。

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「きっかけ」作り

具体的な事例は控えておきますが・・・

支援学級での支援に行き詰っている時に、そのこう着状況を「チェンジ」するものは「きっかけ」だと思います。

そのきっかけは、「言葉かけ」ではなく、ちょっとした「環境改善」であることが多いようです。
お子さんが好きな活動に焦点をあてて日常の活動や教室のレイアウトなどを変えてみてはいかがでしょうか?

もちろんカリキュラムや指導法、教材などを改善することは基本ですが、それらについてもお子さんの興味関心を中心にすえて改善していくことが大事だと、最近強く感じています。


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あなたはいったい何がわかっているのか

このブログでリンクさせていただいている。けやき堂さんの「発達が教えてくれること」の記事の紹介です。

担当しているお子さんのご家族の話になった時に、
「家族がわかってくれないというけれど、あなたは一体何をわかっているのか。」
という「ひとこと」が結論だということです。

そしていくつかの大切なことを挙げられているのですが、そのひとつに
「支援のない評価をしないこと」がありました。
残念ながら子どもの「できないこと」をあげつらえる教師がいます。
評価は自分自身に帰ってくることを自覚して子どもたちと一緒に過ごしてほしいと考えています。

元の記事はこちらからどうぞ
http://keyakidou.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-c744.html


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100均時計を使った「視覚支援タイマー」の製作その2

P1000451

「視覚支援タイマー」の一応の完成写真です。



この段階で残っている課題は
・電源スイッチ
 絶縁体(プラスチックの板)を電池のマイナス極に抜き差ししてON・OFFをする。
 小さめのスイッチを買ってきて電池ボックスにつける
・ベル
 目覚ましを鳴らす時間を示す針の調整が難しい。
 (家で何回も調整していたら、息子が「それなら、100均のキッチンタイマーでベル代わりにしたら」とナイスアドバイス。それでも200円でできますものね。)
・赤いシートのストッパー
 本物では赤いシートの最後の部分に白いシートに引っかかるような突起物が付いています。

まだまだいろんな工夫ができそうです。

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100均時計を使った「視覚支援タイマー」の製作  その1

今年の自閉症スペクトラム学会で「タイムタイマー」を販売していました。
大きい方のはY君のおうちのを借りているので支援学級にあるのですが、持ち運び安くどこでも使える小さい方も以前から欲しかったのです。
値段を聞いてびっくり6000円を超えています。構造はそんなに複雑そうには見えません。
「じゃあ作っちゃえ!」ってことで100円ショップの時計を使った「視覚支援タイマー」を作ってみました。

作り方


P1000452


ダイソーの目覚まし時計です。
いろんな形がありますが四角が一番いいようです。


P1000443
うまい具合に前の透明プラスチックがねじではずせます。
秒針・分針・時針をいったん外します。(抜くだけでOK)

P1000447
赤いシートは家にある「暗記シート」を使い、白い方はクリアファイルを使います。
赤い方は丸く、白い方は時計盤の大きさに切ります。
中心は穴をあけます。赤い方はドーナツ状に切って一部だけつないでおきます。
どちらも切り込みを入れます。
それを挟み込むと、ほら「タイムタイマー」ぽくなりました。
私はきちんとシートを動かすために分針を赤いシートに貼りました。この方法の場合は張る位置を実際に動かして確認してください。内側に最後まで残るところがいいようです。

P1000449

下に赤いシートを付けます。分針が張ってあると簡単に取り付けられます。
白いシートを赤いシートの上に張るためのスペーサーを四隅につけます。今回は発泡スチールのトレーを切って使いました。

その2に続く・・・


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リセット

「リセット」という言葉を最近よく聞くようになりました。
入院しての療育を行う施設でそれまでの生活習慣や行動様式を「リセット」して適切でない行動を改善しようとするものです。具体的な内容は施設によって異なると思いますが行動分析によるものが多いようです。
ただこの数カ月に及ぶ入院療育は家族にもお子さんにも大きな負担になるものだと思いますし、その後の家庭生活や学校生活への移行も課題が多いと思います。
では、そのような大きな「リセット」以外の方法はないものかとかねてから考えていました。

通常学校に設置されている支援学級で行える「ミニリセット」として以下のようなことを行おうとしています。
・カードを用いたコミュニケーション支援
 まずは、「したいこと」「欲しいもの」「行きたいところ」から
・教室環境を変える。(構造化)
 自立課題を行うスペースを教室に設けました
・カリキュラムの変更・改善(教科重視から活動重視へ)
 国語・算数を「ことば・かず」に、「自立活動」「生活単元」の内容充実
・教材の開発
 1人1人のお子さんに合わせた教材作り
・指導法・支援法の改善
 「三つ組」をターゲットとした指導
・スタッフ間の意思統一

お子さんが日々過ごしやすい教室を作ることを第一にして取り組んでいきたいと考えています。

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「見る・聴く」力

ある通常学級での普段の授業風景です。
分数の足し算の「考え方」を黒板の前に出て子どもが「自分なり」の説明の図をていねいに描いています。
クラスの他の子たちはそれを黙って見つめています。教室には扇風機の音しか聞こえません。黒板に描かれている図を見ながら、きっと子どもたちはその子の説明がどのようなものであるかを「自分なり」に考え、予想していたのだと思います。当然その子の説明も同様に「聴く」ことができでいました。
分数の足し算の学習だけでなく、1人1人の「考え」を大切にできる雰囲気があるからこそ「見る・聴く」力が育っているのだと思いました。
教師が子どもたちにつけるべき力は何であるのか考える時、この「見る・聴く」力がベースにならなければいけないと改めて感じました。
通常学級での「特別支援教育」を考える場合もこのことはとても大切だと思っています。

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モチベーション

カードによるコミュニケーションの練習をしています。
「好子」としてクーピー(カラーペンシル)を使用しました。カードを支援者に渡してクーピーをもらう練習です。
カードをお子さんから離す→支援者が離れる→支援者が反対方向を向く
など順調に練習はレベルが高まっていきますが、何回か行っていると明らかにモチベーションが下がってきます。

お子さんの前にはクーピーでいっぱい描かれている紙があります。プロンプターを務めている私が新しい紙を渡したところぐんとモチベーションが上がり、より確実な行動が見られました。

このことから、お子さんの現在の興味や現在の状態がコミュニケーションに大きくかかわることがわかります。
生活の中で「やりたい」「たのしい」「おもしろい」と感じられるものがたくさんあることが、もっとも大切なコミュニケーション行動の原動力であると思いました。

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コミュニケーションの支援について

今後、私たちの支援学級で行っていく「コミュニケーション支援」についての計画素案です。
これは見方によってはとても「PECS」に似ているかもしれませんが、根本的に違う部分もありますので先にお断りしておきます。(私たちは「オープン」な療育・支援の方策を常に考えていこうとしています。)

ベースライン・コミュニケーションレベルのチェック
「エビデンスベース」である必要性は確認しましたね。

生活場面でのトレーニングと学習場面でのトレーニング
・すでに自分が欲しいおもちゃや物をカードなどによって要求できるお子さんの場合は、生活場面でその要求の種類を増やすことと、「まって」や「手伝って」などのカードが使用できるようにする。
・「~に行きたい」カードも「~をしたい」カードもできるだけ要求をきいていく。スケジュールの中で「予定」しておく。
・学習場面でのトレーニングでは支援者に対して要求すること自体を重視し評価する。
・子どもの実態に応じて1枚または2枚のカードのやりとりの練習をする。(好子に食物は使用しない)
・一定のスキルが付いた段階で支援者のカード提示や声かけで子どもがそれに応じるという双方向性のある練習を行う。
・他の子のトレーニングでのやり取りを見学させる機会を設ける。
・カードの指示に従う練習も行う。
・やり取りの中で励ましや褒めることを意識的に行う。

明日から
あわてずに、でも少しずつ取り組んでいきましょう。


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