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「発達障害児の不登校について」

「発達障害児の不登校について」 という検索ワードでこのブログを訪問される方がみえます。
原因は「障害」であるのか、登校すべき「教室」であるのかをきちんと分析してみる必要があると思います。私は「発達障害」が原因の不登校はないと考えています。
学齢期を過ごす「教室」がそのお子さんにとってどのような意味を持つのか、お子さんの立場から考えることが大切だと思います。
おかれている環境でお子さんの「言動」や「こころもち」が全く違うと感じた経験されたことはないでしょうか?
ある場所ではとても穏やかで素直であるのに、別の場所では大変衝動的な言動が見られることはまれではありません。
「2次障害」と呼ばれたり「誤学習」と呼ばれていることは本人には責任はなく、支援する側の「建前」や「都合」がお子さんをそのような状況に追いやっていることはないかと、支援者自らが振り返ってみることが求められているといえます。
現在の状況よりも少しでもお子さんにとって「意味」のある学校・教室にすることが教師・支援者の本来の仕事だと思います。


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コメント

いつも勉強になるお話読ませて頂いてます。

小3で自閉症知的障害の子供の母です。支援学級に在籍しています。
私も発達障害があるから不登校になるとは思いません。私の子供も不登校です。担任と話をする時は教室の環境はいつもと変わったか?、子供が自信を持って行動出来るようにしているか(視覚支援)?、ちゃんと誉めるところで誉めているか?などを聞くのですが、担任は「お母さんはいつも学校のせいにしますよね?」と言われ、なかなか話が進みません。
今は子供が登校したくなるのを待つしかないような感じになっています。
必要な支援をしてこそ登校出来るようになるはず、そう思っても、うまくわかってもらえない現実があります。

投稿: カモミール | 2009年9月15日 (火) 00時00分

カモミールさん、はじめまして。
担任の先生との意思疎通がうまくいかないのはとてもつらいものがありますよね。
巡回訪問をしていてもとても「残念で悲しい」思いを感じることがあります。お子さんのために共通した認識で学校と家庭が手をつないでいく方法をなんとか見つけていきたいものです。
直接穏やかに話し合って解決方法がみつかるにこしたことはないのですが 、もし大変難しいようでしたら学校の管理職や教育委員会・関連機関などに相談することも一つの手段であると思います。
お子さんが学校生活を楽しめる日が一日でも早く訪れるよう願っています。

投稿: BOGEY | 2009年9月15日 (火) 00時14分

BOGEYさんはじめまして
地方でLD通級を担任してる西風と申します。

不登校の原因が「障害」にあるのか「環境」にあるのかという観点について、
時折「障害」があるから「環境」に適応できないといった論調が聞こえることに私も違和感を感じています。

同時に、不登校は「時間をかけてゆっくりエネルギーが貯まるのを待つ」という対応にも同じように違和感を覚えます。

あくまで支援者は、「環境」をすべてのお子さんが安心して過ごせるように整え、「障害」があるお子さんがおられるのならプラスアルファの個別支援を行うべきだと思っています。

「視覚的かつ具体的な提示」「感覚過敏への配慮」「SST」などは、すべてのお子さんに必要なはずです。

「障害」を現象の原因とするのでなく、「環境」が整わないため「障害」の特性を引き出してしまったと考えない限り、「理解ある支援」を為し得ることはできないのではないでしょうか。

よりよい啓発の道、BOGEYさんのように、私も粘り強く歩きたいものです。

今後もいろいろと教えてください。

投稿: 西風 | 2009年9月16日 (水) 10時32分

西風さん、はじめまして!
コメントありがとうございます。
西風さんのブログを拝見させていただきました。お名前をどこかでお聞きしたことがあると思っていたら。
これまでに「運動会de支援」や「アイマークレコーダー」などの記事を読ませていただいていました!
西風さんのブログのように具体的で明日からの実践につながるような記事を私も書けるようがんばっていきたいです。
勝手ながらリンクを貼らせていただきました。
これからもよろしくお願いします。

投稿: BOGEY | 2009年9月16日 (水) 18時31分

BOGEYさん 
こんばんは 西風です。

お返事ありがとうございます。

また、拙ブログをお読みいただくだけでもありがたいのに、リンクまで・・・ 恐縮いたします。

拙い実践ではありますが、今後もできる限りの発信をしていきたいと思っております。

今年度私も臨床発達心理士を取得したいと思い事例報告書を書かせていただきました。
「知的発達がグレーでPDD様相のある不登校児への般性強化刺激を活用した支援」をテーマに熊本ルーテル大の河田先生にご指導をいただきながらまとめたところです。
まずは無事に取得できるようBOGEYさんのブログを拝読して勉強させていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

追伸:拙ブログにもリンクを貼らせていただきました!


投稿: 西風 | 2009年9月17日 (木) 01時08分

西風さん
リンクありがとうございました。
口述審査は結構大変でしたので、参考になるのであれば私の時のことをお知らせしますね。
ぜひともがんばってください。
来年の全国大会でお会いできるといいですねえ!

投稿: BOGEY | 2009年9月17日 (木) 20時24分

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