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リセット

「リセット」という言葉を最近よく聞くようになりました。
入院しての療育を行う施設でそれまでの生活習慣や行動様式を「リセット」して適切でない行動を改善しようとするものです。具体的な内容は施設によって異なると思いますが行動分析によるものが多いようです。
ただこの数カ月に及ぶ入院療育は家族にもお子さんにも大きな負担になるものだと思いますし、その後の家庭生活や学校生活への移行も課題が多いと思います。
では、そのような大きな「リセット」以外の方法はないものかとかねてから考えていました。

通常学校に設置されている支援学級で行える「ミニリセット」として以下のようなことを行おうとしています。
・カードを用いたコミュニケーション支援
 まずは、「したいこと」「欲しいもの」「行きたいところ」から
・教室環境を変える。(構造化)
 自立課題を行うスペースを教室に設けました
・カリキュラムの変更・改善(教科重視から活動重視へ)
 国語・算数を「ことば・かず」に、「自立活動」「生活単元」の内容充実
・教材の開発
 1人1人のお子さんに合わせた教材作り
・指導法・支援法の改善
 「三つ組」をターゲットとした指導
・スタッフ間の意思統一

お子さんが日々過ごしやすい教室を作ることを第一にして取り組んでいきたいと考えています。

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コメント

こんにちは。
「リセット」なんだか心配な言葉です。
どうも大人の文脈にそったいいまわしで、
どんなものもサッと無くすことができる
ような危うさをはらんでいる感じがします。
ヒトはリセットできません。
時間の経過と出会いとエピソードで彩られ
ている人生を都合良くかえられる訳がない。
リセットでなく、リフレーム=考える視点
の転換、それも大人のが重要じゃないでしょ
うか?

投稿: Tom | 2009年9月 6日 (日) 07時27分

Tomさんいつも貴重なご意見ありがとうございます。
確かに「リセット」という言葉は大人側の都合から出た言葉ですよね。
あらためて私たちのこれからの取り組みを考えていきたいと思います。
今までに「誤学習」させてしまったものについては子どもの文脈を大切にしながら取り組んでいきたいと思いました。


投稿: BOGEY | 2009年9月 6日 (日) 11時04分

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