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「ごめんなさい」という感情


ある朝、A君はとても「おこって」しまいました。理由は、いつも家から出るときの自分の仕事だと思っていることをお母さんがしてしまったからです。

学校についても、「おこれて」きてしまって、昇降口で水筒を投げてしまいました。残念なことに水筒は壊れてお茶がこぼれてしまいました。

朝の遊びから帰ってきた昇降口で、A君は自分がしてしまったことがとても気になって水筒を投げたところを何回も見に行きます。いつもはすぐに上靴に履きかえられるのに、今日はなかなかその場から離れられませんでした。

何時間か勉強したあと、教室の水筒を置くところをみたら水筒が置いてありました。(実はA君のお母さんが新しいのを買ってきて置いてくれていたのでした。)
A君は不思議そうに水筒を縦や横にしてながめます。そして、美味しそうにお茶を飲みました。

お迎えの時間になりました。
でもA君は、なかなかお母さんの車に乗ることができません。
やっと車に近ずいても、また離れてしまいます・・・
朝、自分がしてしまったことをとても後悔している様子です。

たまりかねた先生が「ごめんねってゆって車にのりなよ」と声をかけました。
すぐにA君はお母さんに「ごめんね」といって車に乗りました。
「ごめんね」ということでA君は車に乗れたのだと先生は思いました。


これは「こころねはみんないっしょ」という記事の続編になります。

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コメント

はじめまして。
時々お邪魔しています。

うちの次男はごめんなさいの表現は
握手です。

思春期もあってなかなか素直にはなれないのですが、時間をかけて自分の気持ちに整理をつけて、握手を求めてきます。

私も気持ちの整理がついていない時もありますが、本人がごめんねの気持ちを表現しているので、まづは受け入れる所から始めようと思っています。

きっと、常にごめんねって気持ちは持っているのだと思います。

ただ表現できないだけだと…

投稿: えんじぇるきゃっち | 2009年9月26日 (土) 10時08分

えんじぇるきゃっちさん
はじめまして!コメントありがとうございます。

自分の気持ちに整理をつけることって、難しいけれども、とっても大切なことだと思います。
そのための手立てを私たちが用意してあげることも必要だと今回のことで気が付きました。

えんじぇるきゃっちさんがおっしゃる通り、受け入れてあげることを第一にしてあげたいと私も思います。


これからもよろしくお願いしますね。


投稿: BOGEY | 2009年9月26日 (土) 12時28分

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