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WISC-Ⅲ研修会

大阪医科大学LDセンター主催の「発達障害のアセスメント研修会」に参加しました。
講師はLD学会では有名な山田充先生です。
自らが検査したデーターを持ちこんでの研修会です。
講義内容は標準的なものでしたが、演習と実習がとても印象的でした。

私は検査データの処理はエクセルの専用シートを使っていますが、すべて手作業で行うことを勧められました。
実際に手計算・手作業でプロフィール分析までするのは2年ぶりになります。アセスメントレベルを進めていくうちに、いつもは見逃してしまいそうなデータがあることに気付きました。
そして、パソコンでプリントアウトした綺麗な分析表とは対照的なごちゃごちゃした書き込みだらけの分析表が出来上がりました。
手作業で分析をすることで一つ一つのデータを大切にしてにきちんと向き合うことができたような気がします。

その後「仮説候補のリストアップ」と「個別支援計画」の立案を行いました。

WISC-Ⅲから「特性」をピックアップし、子どもの日常の様子から「課題」をピックアップする。この両方があってこそ支援計画が立てられるということも強調されていました。
「問題行動ではなく学習の”しんどさ”をピックアップするように」という講師の最後の言葉は毎日現場で子どもと関わっている「教師」だからこその言葉だと思いました。


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臨床発達心理士」カテゴリの記事

コメント

手作業で行うと時間はかかりますが、じっくり考えながらまとめることができますよね。
最近は、分析→プログラム立案を実際のデータを用いて行うことが多くなり、そう感じるようになりました。
V-Pgapがあることは、検査結果からわかりやすいですが、動作性の中でがくっと落ちている項目が、1つだけある…などそんなことから、就学した際に何が困るか、どう先手を打てるか、を考え、プログラムを立案してきます。

まだまだ、未熟ですけど…。
WISCだけではなく、最近では注意の小児検査も出たようです。いつか現場にも出るようになり、活用され、早いめに療育なり、訓練ができる日が来るといいなぁ、と思います。


投稿: 瑠華 | 2010年1月27日 (水) 20時07分

瑠華さん、コメントありがとうございます
DN-CASについてはLD学会でかなり前からシンポジュウムなどが開かれているようですが、現場でどのように生かしていくかのレベルにはまだまだ成熟していないようです。
WISC-Ⅲですらまだまだ誤解している人もいますから・・・
IEP作成に関しては医療関係の人にも教育現場のことをもっと知ってほしいと考えています。

投稿: BOGEY | 2010年1月27日 (水) 21時48分

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