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「共生教育」以前の問題

阿部利彦先生の著作です。

「発達が気になる子のサポート入門」 学研新書 780円
「クラスで気になる子のサッとツール&ふわっとサポート333」 ほんの森出版 1800円
「クラスで気になる子の支援 ズバッと解決ファイル」 金子書房 1700円

どれもハウツー満載の判りやすい著作です。でも、それだけでなく「やっと『特別』でない特別支援教育が日の目を見るようになったなあ」という感想を持ちました。
私が学校訪問等で言い続けてきたことやブログ仲間たちがコツコツと実践を積み重ねてきたことと同じことが、現場での実践のフィードバックという形で著作に反映されていました。
発達障害を持つ子、や困難を抱える子への支援だけでは問題は解決できないこと。その子を取り巻くクラス全体に対する支援や指導が大変重要であること。などがきちんと紹介されていました。

クラスには
① 問題行動を真似する子
② わざと刺激する子
③ 影でコントロールする子
④ トラブルを期待する子ども集団
がいる。(「サポート入門」P178より)

これらの子たちにもきちんとした対応が必要です。
このことは基本的なクラス作りの視点で行われるべきだと考えています。実際「学級崩壊」はこれらの子どもたちが原因になっていることが多いようです。

「共生教育」をテーマとした研修会でもお話をさせていただいたことがありますが、「障害や障害児を理解する」以前の課題として、「みんなが穏やかに暮らせる」クラス作りがあると思っています。どの子にとっても刺激の少ないやわらかい雰囲気のクラス作りを新学期からはじめて欲しいと願っています。



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コメント

↓のこと、教育現場にいるとよくわかります。

>クラスには
>① 問題行動を真似する子
>② わざと刺激する子
>③ 影でコントロールする子
>④ トラブルを期待する子ども集団
>がいる。(「サポート入門」P178より)

今、特別支援教育を勉強しています。
「自閉症スペクトラム支援士」になるために、今年と来年2年計画で勉強しています。

投稿: がもん | 2010年4月 3日 (土) 19時08分

がもんさんはじめまして!コメントありがとうございます。

自閉症スペクトラム支援士の勉強頑張ってくださいね。
結構試験問題は難しいですよ♪

投稿: BOGEY | 2010年4月 3日 (土) 19時24分

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