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強化子について

水族館への社会見学で偶然アシカのトレーニングを見る機会がありました。
みんなでアシカのショーを観た後、その場所で昼食をとりました。ショーが終わるとすぐに同じステージでアシカのトレーニングがはじまりました。先ほどのショーでは見られなかったより高度な芸の訓練がとても静かに進められていきました。
トレーナーは無表情に細かい指示を手の小さい動きで出します。アシカはその都度大きな動作で反応します。すかさずトレーナーは餌をあげています。トレーニング自体は少しの笑顔もほめる言葉がけもなく、冷たくて機械的な印象を受けるようなものでした。

トレーニングの様子を見ながらカレン・プライアの著作「うまくやるための強化の理論」と一昨年支援学校で行われた絵カードを使ったコミュニケーションの研修会のことを思い出しました。

カレン・プライアはイルカのトレーナーとしても、犬の訓練のための「クリッカー」の発案者としても、行動分析学者としても世界中で知られています。彼女の「叱ることや罰を使わない」方法は教育や療育の現場にも新しいアプローチの仕方を提示してくれたと考えています。

支援学校でのPE○S的な方法の研修会ではどんな内容のコミュニケーションでも強化子にお菓子を使っていました。食べ物を強化子として使うことには賛否両論ありますし、日本の療育とは馴染めないだろうと私自身は思っています。


行動を変容するための「強化子」として何が必要かをもう一度振り返ってみることは大切なことだと思います。
あなたの笑顔やちょっとした一言が最も適切な強化子であることが多いのではないでしょうか?


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