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シングルフォーカスなのは・・・

自閉症スペクトラム障害や発達障害の子どもたちの特性としてシングルフォーカスが挙げられています。
シングルフォーカスを簡単に説明すると、「何か一つの刺激に反応すると、他の感覚が抜け落ちてしまう。」ということです。
あまりにも一つのことに集中して、他のことに移れなかったり切り替えができずに「こだわり」になることもあります。逆に、集中の度合いが大きいため、他の対象や刺激にも転導する(つながりなく転々と移っていく)こともあります。
シングルフォーカスだと、全体を見ることができないことから、整理統合に関する困難さも見られます。(時間の整理統合、空間の整理統合、物の整理統合、社会的な場面の整理統合、コミュニケーションなど、情報の整理統合の困難さが見られます。)
このシングルフォーカスという特性を理解して、子どもの行動を分析することはとても大切だと思います。

しかし最近、巡回訪問で担任の先生方と話していると、教室での実践や子どもの見方・問題行動の捉え方がシングルフォーカスな先生がいることに気づきました。

子どもの「問題行動」だけに目が向いている。
子どもの「学習能力」だけに目が向いている。
子どもの課題を家庭環境や養育態度の問題としか捉えていない。
子どもの凸凹の凹の部分だけを何とか引き上げようとしている。
ワンパターンの指導・支援しかできない。・・・

まずは自らの視点をマルチフォーカスにすることから始めることが大切だと思います。でも、シングルフォーカスな先生にそれを理解してもらうこと自体が難しいことだと感じています。

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