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T君の落書き

T君は自閉症スペクトラム児です。
比較的重度と言われ、就学判定は特別支援学校だったのですが、今は「認定就学児」として支援学級に在籍しています。

T君は字を読んだり書いたりすることは得意です。
でも、どこまでの「意味理解」があるのかは担任の先生も測りかねていました。

先生はT君がわかりやすいように1時間の学習のスケジュールをいつも黒板に書いていました。

T君はいつもそれを観ながら、見通しを持ってがんばって勉強していました。
5番目のスケジュールはいつも”ご褒美”の「ゲーム」だったり「本を読む」です。

ある日、担任の先生はもうT君がスケジュールを充分に理解したと思って黒板にスケジュールを書きませんでした。
T君はすっと黒板の前に行ってチョークをもって上から順番に

1○○○
2△△△
3□□□
4×××
5じゆうちょう

と書きました。

ちゃんと勉強の順番を覚えていてがんばることができるT君は、
自分の”ご褒美”さえも自分で決めることができるのでした。

T君の先生は、T君が”ご褒美”を「自己選択」できることをとてもうれしく思いました。
そして、それを自分で書いたことをとてもうれしく思いました。


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