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2010年12月

よいお年を!


この1年はあなたにとって
どんな1年だったのでしょう?

きっといろんなことがあったに違いありません。
のんびりとした「おだやかな日」が少しでも多ければ幸いです。

年末に南の島に行ってきました。
そこで、オランダから来ているご家族に出会いました。
22歳のダウン症の弟さんとお姉さん、ご両親の4人家族です。
いろいろ話をしていると、そのご家族の「あたたかさ」がうんと伝わってきます。

そして、4人の笑顔はとても素敵でした。

来年もあなたにとって素敵な1年でありますように!


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保護者支援と支援者支援

巡回訪問をしていると、「保護者支援」と「支援者支援」のどちらもが今とても求められていることに気付かされます。
共通しているのはお子さんの「困った」状況を「自分のせい」だと思っていることだったり、逆に「学校のせい」「家庭のせい」だと誰かの「せい」にしていることだったりします。
特性や発達障害に対する「正しい理解」がまだまだ充分でないことも多いようです。
お子さんの毎日の生活の中から、その子の「生き生きとした輝く」場面を見つけ、それを伸ばしてあげられるように親ごさんと先生が手をつないで取り組んでいくことが一番大切なのだと思います。
まずは先生からの「歩み寄り」で始めてみませんか?


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旧友との再会

ガソリンスタンドでオイル交換を待っていたら、黒のポルシェが給油と洗車。
スタンドの中でお互いに顔を見合わせるでもなく待っていると、スタンドのオーナーが「お二人は同級生じゃないですか?」と声をかけられました。
オーナーのパートナーは私の同級生だから、彼の同級生でもあったのでした。
顔を見合わせたとたんに「お~!久しぶり!」
中学3年生以来の再会です。

彼は大手の電気メーカーの協力工場の社長。いろんな話をしている間に彼のパートナーは福祉工場(就労支援A型)を16年に立ちあげ現在にいたっているとのこと・・・
私の住んでいる市には、この前記事にした「ハウス栽培」事業を行っているところと、ここの2つしかA型はありません。
偶然が重なっているからか、とても驚きのあるうれしい再会でした。

彼自身も景気に大いに左右される今の会社よりも、やりがいもあり、社会貢献でもある就労支援事業にシフトしていきたいとのこと。

支援が必要な人たちの就労については課題山積ですが、そこここで小さいけれど明るい光が見えだしているのかもしれません。


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「移行支援は保護者支援」

「特総研」研修会でのパネラーのこの発言は以前も紹介しましたが、
そのとおりだなあと感じる相談事例がありました。

小学校6年生のお子さんで、中学校からの転籍も視野に入れた今後の支援を親ごさんと一緒に考えていくというケースです。私がWISCⅢの検査を行ってその結果報告を兼ねたものでした。
親ごさんとの面談前に管理職や校内特別支援教育コーディネーター(校内CO)、担任との支援の方向性の確認にもかなりの時間をかけました。学習面での課題は多いのですが、それ以外での課題がとても少ないお子さんのため、校内では判断しかねているとのことでした。WISCのスコアも同様のことがはっきりと見て取れるものでした。

親ごさんは、個別指導を含めた手厚い支援の必要性を充分に感じられているのですが、中学校のスタートからの転籍についてはいろいろな面での不安感が強いようでした。中学校での授業や「交流」の様子も具体的には分からない、今までの友だちとの関係がどうなるかや支援学級に対する周囲の「偏見」についても大変不安であるとのことでした。
これらの親ごさんのたくさんの不安を解消することなしに、本人への支援は成り立たないと強く思いました。

懇談では充分に親ごさんのお話を伺いました。一つ一つの不安を解消するために、まずは小学校には中学校との連携をお願いをして、中学校側と親ごさんとの面談をもつようにお願いしました。
中学校での具体的な学習や生活のイメージを本人や親ごさんに持ってもらうことは大切ですし、このことを通して中学校の受け入れ態勢もよりよいものにしてもらおうという狙いもあります。

お子さん本人と親ごさんが安心して新しい学校生活を迎えられるような「移行支援」がこの時期どこの現場でも求められているんだと思いました。


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Kくんと支援員のN先生

Kくんの学級は「交流」学級でもあります。支援学級の子と一緒に支援員のN先生も教室にいることが多くあります。

ある日Kくんが上靴を投げようとした時、
N先生は
「ピッチャー第1球なげ~って、それボールやないし!」
と乗り突っ込みをしたそうです。
それまで熱くなっていたKくんは
「あはは~それもそうやなあ」
と言って上靴を下ろしてはいたとのことでした。

なかなかこんな場面で「乗り突っ込み」ができるものではありません。聞けばN先生は「崩壊状態」で大変な学級での支援の経験もあるとのことでした。

現場のスタッフにはたくさんの「しんどい」経験がつきものですが、実はそれがスタッフの支援力を高めてくれているのも事実なようです。

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KくんとM先生

Kくんは小学校の2年生です。

Kくんは他のみんなが知らないような事をたくさん知っています。だからなのか気が付いたことをすぐに大きな声で大好きなM先生に伝えます。
それが勉強中であろうが、M先生が他の誰かに話している時であろうが、お構いなしです。
でも、M先生は優しく応えてくれます。

Kくんは負けるのが大嫌いです。じゃんけんで負けてもドッジボールで負けても綱引きで負けてもまん丸の大きな涙をポロポロこぼして泣きます。
そんな時もM先生は優しくなぐさめてくれます。

Kくんはちょっとしたことでとってもおこれてきてしまいます。大きな声でどなっていろんなものを他の子に投げたりします。
このときM先生はとても困ってしまいます。その場で叱ってもそのことがなくならないことをM先生は知っているからです。そして一番困っているのはKくんだということも知っていのです、だから困ってしまいます。
もちろんM先生は大きな声で制止することもあれば、Kくんを叱ることもあります。

この前、M先生はKくんがいっつも教室の一番前の席だったのを一番後ろの席に変えました。お隣の席には机だけ置いておきました。
隣の子に何か言われて怒ることも、隣の子に物をぶつけることもなくなりました。
M先生は少し離れたことで、Kくんのちょっとしたことは放っておけるようになりました。
Kくんにとって一番良かったことは、給食のときに隣の空いている席に大好きなM先生が座ってくれて一緒に楽しく話しながら給食が食べれるようになったことでした。


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学力の定着を阻んでいるもの

「低学力」が主訴で観察や相談を行ったお子さんのケースです。

担任の先生は大変真面目に取り組んではいただいていたのですが、なにせ通常学級で担任1人が他の子と一緒に指導をする状況では限界がありました。最近、学校長が動いてくれて非常勤の加配を週に何時間か付けることができ、TTでの授業を行っていました。

授業の参観や担任との懇談の中で気づいたことがいくつかありました。それは、
1 その子に合わせたはずの教材(プリント)であるのにレベルが高すぎる。
2 学習場面でも宿題でも課題の量が多すぎる。
3 1時間の活動が見通しを持てるようなものになっていない。
4 その結果、本人の学習に対する意欲が低下している。
ということです。

系統立てたプリント教材を教師が横にいて教えていけば、本人の力がきちんとついていなくてもある程度までできてしまいます。その結果、本人の力が及ばないような高いレベルのところで「習熟」を目指した繰り返し学習が行われていることがよくあります。
このお子さんの場合も「繰り上がりのある足し算」でつまずいていると担任は考えていたようですが、実際には6以上の数が含まれた繰り上がりのない足し算でも、6以上の数の理解でも、さらに言えば5の合成分解でも理解が充分ではありませんでした。
「そのあたりは、簡単にプリントができたので次のプリントと順に進めていたのですが・・・」と担任の先生は話されていました。私が「指ですぐに6や7が出せますか」との問いに「いえ、数えないと出来ないですねえ」とのお返事。繰り上がりの計算練習はこの子にとっては「しんどい」ものだったに違いありません。また、国語の指導についても同様の問題があることもわかりました。

今回のケースでは指導形態を1対1の個別指導に変えることや本人の到達度を明らかにして指導課程をきちんと組み直すことをお願いしてきました。(もちろんプリントだけでなく具体物を使った操作経験の必要性も・・・)

「本人が進んで楽しく取り組めるレベル」の繰り返しによる積み上げなしには学力の定着は望めません。

どうも「教師」は「これの次はこれ、今度はもっと速く・・・」と欲張って、目に見える所ばかりにこだわり、正しいアセスメントをすることができなくなる傾向があるようです。
「なぜこの子はできないのだろう」と考えるときに、まずは今までの取り組みがどうだったかを振り返ることが大切だと思いました。

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200000アクセス:ありがとう!


アクセスが切りのいいところになってくると

いつも思います

このブログに

「来てくれてありがとう!」


あなたが読んでくれているから

私は書くことができたのだと思います


ある親ごさんとの出会いで

あるお子さんとの出会いで

ある先生との出会いで

たくさんのことを学ぶことができました

そして

このブログを書き続けることができました


きっと

これからも・・・


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就労支援継続支援事業A型

就労支援継続支援事業A型(雇用型)事業所の見学に行ってきました。
自立法以前は「福祉工場」と呼ばれていた、雇用契約を前提とした事業所です。

事業所の責任者の方の案内で椎茸や苺のハウスなどを見学させていただいた後に、お話をうかがいました。
「とにかく、毎日来て、楽しく、それでお金をもらえること」を目標にしているそうです。就労支援が最終目的ですので、1人でも多く一般就労につながればいいのですが、昨今の就職難は大きなマイナス要因になっているとのことでした。
働いている人は34名(定員は20名)平均年齢は36才。指導・支援者は5名です。椎茸の栽培・収穫などが主な仕事です。
残念なことに私たちの県は障害者就労率がワーストの県ですので、同様のA型はここを含めて6か所しかないとのことでした。

「親ごさんがなくなるまでに、(働く)力をつけてあげたい」と長年障害者福祉に携わってこられ、昨年からこの事業所の責任者になられた方が話されていました。

学校教育になにを望むかとお尋ねしたところ、
「日常的な生活能力をつけること」を一番にあげてみえました。

「今」どんな支援が必要なのかを考えること、そしてそれを継続・発展させていき、就労・自立にどうつなげていくかということを明らかにしていくことが大切だと思いました。
そしてまた、このような事業所をもっともっと増やすことが必要だと思いました。

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