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教育研究集会

民主的な教育団体主催の教育研究集会:特別支援教育分科会に参加しました。

レポートは肢体・知的の重複障害があり母語が外国語のAさん(小学校2年生)についてです。
身辺自立の面でも言語面でも社会性の面でも知的発達や運動機能でも課題山積のお子さんです。就学判定は特別支援学校ですが親ごさんの希望で居住区の小学校の特別支援学級に在籍しています。
それぞれの課題に対してきちんとアセスメントを行って必要なサポートをしていくノウハウは小学校の特別支援学級には残念ながらありません。また、専門機関との連携も充分に取れない家庭状況もあるようです。
そんな中でもレポーターである担任の先生はAさんの小さな成長も見逃さずに日々の支援に取り組んでみえました。

「今後どのような支援ができるのか」ということが話題になりました。
身辺自立のためのトレーニングとことばの学習の見直しが必要であるという話し合いがありました。
食べることや排泄のトレーニング、移動などのための運動訓練を毎日の日課に位置付けることや母語での文字獲得を基礎にしたことばの学習が大切であるという意見です。このあたりのことは一つ前の記事のお子さんととても重なるところがあります。
また、本人が意欲的に取り組むことができる活動を拡げていくことの大切さも出されました。

やっぱり支援者は「スペシャリスト」ではなく「ジェネラリスト」でなければやっていけないなあ・・・と助言者という立場ながら改めて学ぶことができた分科会でした。

親ごさんの思いと支援者の思いが一致しないことも話題にのぼりましたが、私たちが支援しなければならないのは本人だけでなく家族でもあることをしっかりとお話させていただきました。
3時間を越える話し合いもちっとも長く感じられない分科会でした。
長い話し合いを終えた後の参加者の先生方の「笑顔」がとても心強く思えました。


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支援学級における発達支援」カテゴリの記事

コメント

はじめまして、つなみと申します。
ときどき、お邪魔しておりました。勉強させていただいています。
先日開催された全国教研でしょうか。
私は通常学級を担任しながら、特別支援教育コーディネーターをしていますが、通常の担任が他のクラスの個々への関わりを持つことは本当に難しさを感じています。まして、そのご家族とうまくコンタクトを取り続けることもなかなか大変です。それでも、やはり顔を合わせ、話をしているとお互いの思いを共通なものにしていくことができていることを強く実感します。なかなか、保護者支援というところまではいかないですが、取り組みを続けていきたいと思っています。

投稿: つなみ | 2011年2月 6日 (日) 15時16分

つなみさんはじめまして!
コメントありがとうございます。教育研究集会は県内規模のもので昨日行われたものです。
通常学級の担任をされていての校内COとの兼務お疲れさまです。児童観察の時間も簡単には取れないでしょうし、その担任の先生との話し合いの時間もなかなか取れませんよね。
私は地域COとして学校訪問をしていますが、同じような悩みを持つ校内COの先生に校内の特別支援委員会でのケース会議を随時短時間でも開催することを勧めています。
ケース会議を行うことは支援の方法を共有することにつながり、校内のスタッフの「支援力」を高めることができるからです。

SENSの取得がんばってくださいね。
つなみさんのブログも拝見させていただきますねww
 

投稿: BOGEY | 2011年2月 6日 (日) 19時43分

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