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「支援力」養成講座 その3 スタートライン:授業の成立(1) 

「着席行動」の次は「授業の成立」です。

巡回訪問をしていると様々な「授業」に出会います。

子どもたちの騒がしい声の中、先生の授業を進める声だけが虚しく天井に消えていく授業もあれば、シーンとした中、真剣なまなざしで先生の話を聞いている授業もあります。
「それでは、どうぞ」との先生の声だけで、あとは子どもたちの話し合いだけでほとんどが進む授業もありました。

ベテラン担任の名人芸による授業ではなく、普通の「授業の成立」について考えていきます。

着席行動については、前回までに述べました。
座った後に大切なこと、それは「聞く」です。最近はどの小学校も「聞く力」の重要性を再認識して、授業研究などのテーマの一つとして取り組んでいます。

「聞く」という活動は
1 物理的に「聞こえている」こと
2 子どもが意識的に「聞いている」こと
3 話された内容が「理解」されていること
の3点で成り立っています。

「話している人の立場に立って聞く」とか「話されていることに対して自分がどう思うか考えながら聞く」などという思考活動を含めた「聞く」もありますが、これはもっと後の話しですね。

物理的に「聞こえる」ためには
当然、子どもたちの私語がないことや他の雑音がないことが条件ですが、教師が話しだすと必ず私語を始める子がいる場合や常に何かをたたいて音を出したり、イスをカタカタといわせている子もいます。
逆に先生の声が小さい、不明瞭である、早口であるという場合もあります。

子どもたちが意識的に「聞く」ためには
「聞く」内容が興味や関心を持つことであることや、「聞く」ことによって何らかの強化やメリットがあることが必要です。

「聞いた」内容が理解されるものでなければ、当然「聞く」活動は強化されません。
子どもの到達度を無視して教科書(指導書)をそのまま教えている場合このようなことが起こります。教材研究以前の問題です。


また、長くなりそうなので次回に続きます


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