« 名前を書く | トップページ | 相談にのる »

クレーンから

以前「クレーンについて」という記事を書きました。この記事では要求手段をクレーンから指差しに変える取り組みについて書いています。

今回はクレーンによって要求していることが違うお子さんの場合です。
このお子さんは欲しいものを取ってもらう時にクレーンをするのではなく、自分が書いた文字を読んでほしい時にクレーンをしています。(このお子さんも発語はほとんどありません。)
以前の取り組みのように「指差し」をターゲット行動として取り組んでもいいケースです。
しかし「ねえねえ、これ読んで!」という時の「ねえねえ」にあたる行動として近くの友だちや支援者の肩を軽くトントンとたたく行為がこのお子さんの場合すぐに定着できると考えました。

クレーンをしようとした時に、支援者がトントンと自分の肩や腕をたたいて、それをまねさせます。その後読んでほしい所をトントンとたたいた時に読んであげるようにしました。
数回の練習でクレーンがトントンに変わりました。この場合も以前のケースと同じように他の人にはクレーンが出るという点が共通しています。クレーンが汎用であり共通語であるかのようです。

トーキングエイドなどのAACも活用しながらコミュニケーションの幅を広げていけるような取り組みを進めていきたいと考えています。


ブログランキングに参加しています。もっとポジティブになれるので、ワンクリックお願いします。⇒ にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

|

« 名前を書く | トップページ | 相談にのる »

自閉症スペクトラム児の療育・教育」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、「あさはな」です。
名前を、かえさせていただきました。「つなみ」改め「あさはな」です。よろしくお願いします。
今年から、新設の特別支援学級の担任になりました。一年生の二人のお子さんが入級されました。
就学前の話では、A君は「クレーン」がみられるということでしたが、今はなくなってきているみたいです。意思表示もしていると思ってみています。交流学級では、国語の教科書通り、ひらがなの指導が「お」「は」「よ」「う」から始まっています。支援学級では、B君は手先の不器用さがあり、鉛筆がうまく扱えないので、「し」「く」から始めています。大きく書いて、少しずつ小さくしていこうかと思っています。A君は、安定して文字が書け、それぞれで課題も異なってます。名前のなぞり書き、ダウンロードさせていただきました♪ 参考にさせていただきます。ありがとうございます。

投稿: あさはな | 2011年4月17日 (日) 23時56分

あさはなさん、あらためましてこんにちはww
コメントありがとうございます。
1年生の初期指導は迷うこともありますね。
私の担当している1年生の子たちは個別支援の方が伸びが大きいと判断してこれから支援学級で書字の基礎からやっていくことにしました。
斜め線や○なぞり等の練習はとても大切だと思っています。
なぞり書きのプリントがお役に立てたらうれしいです。
白抜きの文字は結構いろんな指導に使えますよww

投稿: BOGEY | 2011年4月20日 (水) 21時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/502259/51405174

この記事へのトラックバック一覧です: クレーンから:

« 名前を書く | トップページ | 相談にのる »