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2011年5月

Not All or Nothing

お子さんの支援について相談を受けて話していても、なんだか話がかみ合わない先生がいます。
どうも先生自身が困っていることはわかっていても、子どもの「困り感」を具体的に想像できないようなのです。

学習場面では課題を減らす。わかりやすい指示を心がける。体を動かす活動を適宜組み込む。etc
なぜ「問題行動」を起こすのか分析して、適切な対応をする。「問題行動」に振り回されない。
自己評価を高められるような活動を意図的に組織する。

ケース会議の中でこれらの基本的なことがきちんと示されても、
「~という問題行動を起こしても叱ってはいけないのですか?」
「みんなと同じことをさせなくてもいいのですか?」
と、どうも納得がいっていないようなのです。

「そりゃ、いっぺんにできればそんないいことはないのですがねえ~」なんて話しながら、
「ああ、この人の考え方はAll or Nothingなんだなあ」と思っていました。
「みんなが同じことができるかどうか」が価値判断の基準になっているようなです。そのような価値基準だと常に「All or Nothing 」になってしまいます。
そうなるとどんどん子どもを追い込んでいくことになります。実は問題行動は「特性」が原因で起きるのではなく、このような追い込みで起こることの方が多いのです。

「今日はこんな失敗もあったけど、こんなところはがんばったねえ」なんてにこやかにその日を終え、明日を迎えるためには、ちょっとゆとりのある「Not All or Nothing」を心がけたいものです。

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「支援力」養成講座 その4 通常学級での取り組み(1)

「支援力」養成講座 その4 通常学級での取り組み(1)
「転籍」をどのように捉えるか

このシリーズは随分間が空きました。
実は「転籍について」というタイトルで記事を書こうとしたのですが、これは通常学級での取り組みや担任の「支援力」と大きな関わりがあると感じたので、このシリーズでの記事にしました。

私は訪問要請を受けて巡回訪問をさせていただいている立場なので、意見が異なった場合もできるだけ訪問先の先生や管理職の方とはおだやかに一致点を探しながら今後の方向を決めていくという形を取ることが多いのです。
しかし、「転籍」については意見の調整が難しい場合があります。そしてこの様なことが少しずつ増えています。
その原因は、「今の様子を見ていたら通常学級は無理だ、転籍しかない。」とかなり早急な判断をしているケースが増えてきているからです。通常学級での特別支援については年々理解も深まり、実践も積み重ねって来ているのに、なぜかこのようなケースが増えていると感じています。

特別支援学級を「通常学級では落ち着いて勉強できない子ども」の学習の場であると考えている管理職もいます。在籍がどちらが望ましいかは本人にとって「通常学級の教育課程」が望ましいのか、「特別支援学級の教育課程」が望ましいのかで決められるべきもので、教師の「困り感」の度合いで決められるべきものではありません。

また、今の子どもの姿を「固定的なもの」としてとらえて判断することのないようにしたいと考えています。1年先のこと、高学年になった時のこと、中学入学を前にした時のこと、少なくともこのあたりまでの目標をきちんと持って取り組んでいく姿勢が必要です。

通常学級での環境調整や取り組みの工夫、課題の軽減などに取り組むことを最優先するべきだと思います。また、支援員の配置や通級、取り出し授業など様々なサポートを受けることも可能ですし、そのようなリソースを学校の中で生み出していく努力も必要です。

やや大雑把でしたが、「転籍」についてはこんな風に考えています。

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教師を育てるということ

新規採用者研修の担当者と長い立ち話をしました。
彼女は指導者として素晴らしい力量を持った教師です。一度児童観察という形で彼女の授業を見せてもらったことがあるのですが、その時の授業は子どもたちの話し合いで「学び」が深まっていく素敵な授業でした。つまりしっかりと子どもを「鍛え・育てる」ことができていたのです。もちろん、そのクラスに在籍していた「困り感」を持った子どもも生き生きと授業に参加していました。

しかし、子どもを育てることと教師を育てることは同じようにはいかないようです。
支援や指導の具体例や教材研究について指導はできても、教師のパーソナリティーや持ち味からでるものは一概に否定できません。しかしこのあたりのことが学級集団作りでは大事になってくる場面も多いのです。
新規採用教師の人となりや雰囲気を活かしつつ子どもたちとよりよい関わり方ができるように支援することはそう簡単なことではないようです。
持ち味をなくすようなアドバイスは控えたいが、やはりもう一歩踏み込む姿勢が欲しい・・・
私も経験がある悩みでした。

「できるだけ具体的に、すぐにできることから」
「言葉で説明するよりも実際に見せてあげる方が判りやすい」
欲張らずにこれらの基本的なことを大切にしていきたいね、と一応話を締めくくりました。

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ER シーズン10

CSテレビでERシーズンの10を再放送しています。
おなじみの診察3号のドアの右側に手書きのポスターが貼ってありました。

 CURE
 AUTISM
 NOW

これは1995年から始まった自閉症治療研究のための資金調達プロジェクトです。
様々なグッズ販売や募金活動を活発に行っており、多くのハリウッド関係者も出資しています。
どんな経緯でERのセットにこのポスターが貼ってあったのかは判りませんが、
このような民間の活動の広がりが大きいことに感心するばかりです。

日本でもいろんなドネーション(寄付)の輪が広がるといいなあと思いました。


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海洋天堂

以前「ぼくうみ」の記事と共に紹介させていただいた「海洋天堂」が日本でも公開されることになりました。
詳しくはこちらから↓



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自閉症児に対するABA研修会

総合病院のSTとして勤務する娘が、病院に届いた「自閉症児に対するABA研修会」の案内を見て、「私も勉強した方がいいのかなあ。」と訪ねてきました。
現在彼女は「回復期」の患者さんを担当しているため、自閉症スペクトラムのお子さんの訓練に関わることはありません。でも、私はABAは障害や特性の有無にかかわらずどのような人にとっても大変有効なアプローチであることを話しました。

「行動を分析して、その先行事象や結果にアプローチすること」
「弱化ではなく強化が効果的であること」

リハビリに積極的な患者さんもいればそうでない患者さんもいます。きっとご家族の中にも理解のある方もいればそうでない方もいるかもしれません。
また、医療もチームで行うものですから、それぞれのスタッフ間でも関係調整も必要です。

そこここでABA・・・あれ、この言葉以前も書きましたね。

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親ごさんの「特性」

親ごさんと教師がお子さんについての共通理解を図ることはとても大切です。
これまで学校側との連携を親ごさんが拒んできたケースに入らせていただきました。
学校側の都合や「困り感」だけを伝えようとしても、問題解決の方向には進みません。互いにお子さんの成長を願っての取り組みのあるべき姿を展望していくことが求められています。

お子さんの「特性」に対する共通理解を図ろうとした時にそれまでの家庭環境や子育てについて、そして親ごさん自身の育ちについても話題にのぼりました。
親ごさん自身が自らの「困り感」を話されました。お母さんもお父さんも育ちの過程の中でとても「しんどい」思いをしてきたこと。そして今でも人づきあいについては困難を抱えていることなどを聴かせていただきました。
「それでも、こうやって一人前の生活ができているのだからこの子も心配ない。」と話されました。
確かにその通りといえばその通りなのです。しかし、今は様々な支援の方法や形態があること。それらによって本人がより楽に伸び伸びと過ごせること。そのことが成長の糧になることを伝えさせていただきました。

まだスタートラインについたばかりですが、共によりよい方向に向けたことをうれしく思っています。


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書字入門期にやっておきたいこと

1年生のクラスを訪問させていただいて、書字に課題があるお子さんに出会うことが多くあります。
生活面やコミュニケーション面では大きな問題はなくても字を書くときに大きな抵抗がある。バランスが悪い。字形が整わない。などのお子さんです。
小学校が就学前と大きく違うことは、活動のほとんどで「書く」活動がメインになることです。
書くことが苦手なお子さんはこのことだけで大きな「困り感」を持つことになるといえます。

今の時期に既に書字において「困り感」を持つお子さんには「点つなぎ」や「文字なぞり」などの課題から始めることをお勧めします。
これらの課題を国語の時間内に取り組むことは、「取り出し」授業を行うか、TTや加配がない限り無理です。このため、おうちでの宿題として取り組むことになると思います。おやごさんと話し合いながらおやごさんの理解を得ながら取り組んでいくことが大切だと思います。

実はこんな便利な「無料プリント」のサイトを見つけました。
書字だけでなく数の学習の基礎になるものもたくさんありますので、一度のぞいてみてください。

サイト名には「抵抗」を感じる人もいるでしょうが・・・プリントの中身は保障しますよww

「こどもの習いごとと家庭学習」


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個別の指導計画(案)

「個別の指導計画(案)」を持って家庭訪問をしました。
(案)と但し書きをしたのは、お子さんの今の様子の分析と短期目標や具体的な取り組みを私なりに考えたものであるからです。これを参考にしていただきながら、親ごさんの願いや思いを聴かせていただき、本物の指導計画にしていきたいと考えいるからです。また、重点目標も親ごさんに決めていただくために空欄にしました。
支援・指導の中で修正を加える時も、取り組みの評価をする時も親ごさんと共に取り組んで行く予定です。
常に支援者側からの提案は(案)という形ですること、本人やご家族の意思を組み込み同意していただくことで(案)が外され本物の取り組みになることを心していきたいと考えています。

そしてこのような取り組みのベースになることが、お子さんのQOLなのだと思っています。

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WISC-Ⅲ:あたるもなんとか・・・

かなり大きな専門機関でWISC-Ⅲの検査を行い、そこの心理士が解釈を行ったものを現場の我々教師が見たときに、「まったく子どもの実態や特性を把握できていない」と強く感じたケースがありました。
検査時の態度もよく、スコアもごく平均的なものであったからだと思うのですが、学校や家庭での大きな「困り感」をWISC-Ⅲのスコアだけからは測り知ることができなかったのだと思います。

逆にWISCーⅢの結果からお子さんの特性をズバッと言い当てて担任や親ごさんを驚かせることができるいわゆる「専門家」もいます。実はこのような場合、丁寧な観察のデータとWISCの結果をリンクさせて解釈をしていることが多いのです。もちろんこのことは自体は間違っていることではなく、子ども理解のあるべき姿だと思います。ただ、検査の数値が「すべて」はない事を明らかにしないのはルール違反だと思っています。

手相を見てもらって「すごい、当たってる!」と思ったり、「あの人が神経質なのはA型だからだ」と判断するようなレベルでWISC等の心理検査の結果を扱うことのないようにしたいものです。
私たちは数値として出たものを絶対視しがちになります。人のほんの少しの一部分を統計学的に数値化したものでしかない事を常に意識しながら有効な活用をしていきたいと考えています。

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どんな関係を築いていくか

子どもたちに関わる大人が、子どもとどのような関係を築いていくのかという、目標や方針というものをきちんと持つことはとても大切なことです。

支援する側の大人が子どもの不適切な行動に振り回されていることが多くあります。子どもの行動によってコントロールされているのが大人の側であることに気付かないケースもあります。
不適切な行動によって自分の要求を常にかなえることができている子もいます。残念ながらそのことに教師や親ごさんが気が付いていないこともあります。

昔行動分析は「人間に対する機械的な考え方」、「人間の子どもを動物のように扱う」、あるいは「心のない心理学」などといわれて批判されていましたが、行動には原因と結果が必ずあることを明らかにし、行動をきちんと分析して先行事象や結果への機能的なアプローチを可能にした点では大変有効な方法だといえます。

私たちは常に共感的で子どもたちの味方であるべきだと思いますが、行動をきちんと評価して望ましい行動を強化するという立場にも立つべきだと思います。

新しい学年になって担任が変わり以前よりも不適切な行動が増えている子もいれば、それまでは不適切な行動で「注目」や「関わり」の欲求を満たしていた子が、今年はそれでは担任を思うように動かせない事に気付き始めた子もいます。担任からの評価によって自信を持って行動できるようになった子もいます。

現在、子どもたちとどんな関係であるのかを客観的に振り返ること、そして望ましい行動を示し、それに近づけるように支え励ますという関係を築いていくことが大切だと思います。(ABAをベースにした関わりとは、単に口うるさく注意することでも、なんでもかんでも褒めたり受容したりすることでもない関係です。)


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「ボールペンでイラスト」

「ボールペンでイラスト」 がなはようこ著 飛鳥新社 1200円

近所にできたビレッジ・バンガードで見つけた本です。
これをみれば誰でもかわいいどうぶつやもようやデザインが簡単に描けます。
学校でちょっとしたプリントやコメントに利用できるのはもちろんのことなのですが、
それ以上に私がとても感心したことは誰にでも描けるようなスモールステップで描き方が図示されているところです。

誰にでも簡単にできるような工夫って大事です。


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「支援力」養成講座(番外編2)見守るあたたかさ

「見守るあたたかさ」は支援にとって大切な要素の一つだと改めて感じています。

教師としての「力量」も確かに大事なのですが、その背景にどんな思いがあるのか、優しさがあるのか、あたたかさがあるのか・・・

どんなに知識が豊富でも、どんなに経験が豊富だとしても、その根底に「見守るあたたかさ」がなければきっと伝わらない事がたくさんあると思うのです。結局本当の支援にはならないと思うのです。

失敗した時でも間違ってしまった時でも、あたたかい目で見守ってもらった子どもたちは自らの力で大きく伸びていくことができるのだと思います。

実は教師も同じことが言えます。どんなに正しいことでも押しつけられてばかりだったり、自らの考えで行動することが制限されていたら、教師としての成長も限られた物になると思います。

今日は退職された学校長のお祝いの会がありました。
常にスタッフに対して感謝の言葉や労をねぎらう言葉をかけてくださる先生でした。
きっと今まで担任した子どもたちにも、そのように接してきたに違いありません。
ぐいぐい引っ張っていくタイプの方ではありませんでしたが、
参加したすべての人が「あたたかく見守って」もらったことに感謝していました。


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発語訓練のための口腔・顔面動作

ダウン症や自閉症スペクトラムのお子さんのために言語訓練の必要性も強く感じています。
基礎となる口腔・顔面動作を専属ST(?!)に教えてもらったので紹介します。

<舌>
① 舌を出す
② 舌を引っ込める
③ ①と②を繰り返す
④ 舌の端で口唇の右側・左側に交互に触れる
⑤ 舌の先で頬の内側を押す
   この時、外側から手で抵抗を加える
⑥ 舌の先で上歯の裏側に触れる
⑦ 右の奥歯から左の奥歯というように舌の先で歯列に沿って触れる
⑧ 口唇をなめる
⑨ 舌打ちする

<口唇>
① 唇をとがらせる(/u/の要領)「たこの口~~」
② 唇を横に引く(/i/の要領)
③ ①と②を繰り返す

<頬>
① 頬をふくらませる
   ※ 両方
   ※ 片方ずつ

少しずつ短時間でも取り組んでいけば効果がありそうです。
鏡を使うとより効果的かもしれません。アクリルミラーをもう一度東急ハンズで買ってこようと思いました。


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クリアファイルと水性ペン

支援学級で使うプリント教材は種類も数も大変豊富に用意しています。(これも今までに紹介したいくつかのサイトで無料DLできます。)
何回も使用したいプリントをたくさん印刷することもありましたが、ちょっとエコじゃないなあとも感じていました。

そこで、クリアファイルと水性ペンの登場です。
毎日何枚も練習させたい点結びや線結びのプリントは透明のクリアファイルにはさんで水性ペンでなぞったり描いたりしてもらうようにしました。ホワイトボードのように簡単に書き消しができます。
慣れてくると自分だけで取り組めるようになるお子さんもいますが、ちゃんと赤い水性ペンで花丸の評価をするようにしています。

クリアファイルと水性ペンを使うことによって、お子さんが気に入っていてどんどん取り組めるプリントは枚数を気にすることがなくなりました。


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ラミネーター&100均

娘がA4版のラミネーターを自宅での教材作成用に購入しました。勤務する病院のリハビリ科には備品のラミネーターも教材を作る「時間」もないとのことです。

絵カードは自閉症スペクトラム児対象に作られた物がとても参考になるようで、このブログのリンクなどからいくつかのカードを作成していました。病院で使うこともあって、「TVカード」などは自作をしていました。

100均では伸び縮みするストラップやカードを束ねるリング、このあたりは映画「マーキュリーライジング」を思い起こさせます。私はダブルリミテッドのお子さんや自閉症スペクトラムのお子さんのための教材用にA4サイズのケース、小さい小分け袋、水性ペンなどを買いました。

できるだけ簡単に作成でき、ちょっとした変更やバージョンアップが可能なものにすると、気楽にたくさんの教材ができます。時間やお金をたくさん使って作成すると「せっかく作ったものだからと」固執してしまいます。患者さんやお子さんに教材を合わせるのではなく、教材に合わせようとしてしまうことになります。こうなると本末転倒ですね。
試しに1回やってみて教材との「相性」を確かめることはとても大切なことだと思います。ちょっとした修正で効果的な教材になることを実感してほしいと思っています。


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