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Not All or Nothing

お子さんの支援について相談を受けて話していても、なんだか話がかみ合わない先生がいます。
どうも先生自身が困っていることはわかっていても、子どもの「困り感」を具体的に想像できないようなのです。

学習場面では課題を減らす。わかりやすい指示を心がける。体を動かす活動を適宜組み込む。etc
なぜ「問題行動」を起こすのか分析して、適切な対応をする。「問題行動」に振り回されない。
自己評価を高められるような活動を意図的に組織する。

ケース会議の中でこれらの基本的なことがきちんと示されても、
「~という問題行動を起こしても叱ってはいけないのですか?」
「みんなと同じことをさせなくてもいいのですか?」
と、どうも納得がいっていないようなのです。

「そりゃ、いっぺんにできればそんないいことはないのですがねえ~」なんて話しながら、
「ああ、この人の考え方はAll or Nothingなんだなあ」と思っていました。
「みんなが同じことができるかどうか」が価値判断の基準になっているようなです。そのような価値基準だと常に「All or Nothing 」になってしまいます。
そうなるとどんどん子どもを追い込んでいくことになります。実は問題行動は「特性」が原因で起きるのではなく、このような追い込みで起こることの方が多いのです。

「今日はこんな失敗もあったけど、こんなところはがんばったねえ」なんてにこやかにその日を終え、明日を迎えるためには、ちょっとゆとりのある「Not All or Nothing」を心がけたいものです。

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