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「支援力」養成講座 その4 通常学級での取り組み(1)

「支援力」養成講座 その4 通常学級での取り組み(1)
「転籍」をどのように捉えるか

このシリーズは随分間が空きました。
実は「転籍について」というタイトルで記事を書こうとしたのですが、これは通常学級での取り組みや担任の「支援力」と大きな関わりがあると感じたので、このシリーズでの記事にしました。

私は訪問要請を受けて巡回訪問をさせていただいている立場なので、意見が異なった場合もできるだけ訪問先の先生や管理職の方とはおだやかに一致点を探しながら今後の方向を決めていくという形を取ることが多いのです。
しかし、「転籍」については意見の調整が難しい場合があります。そしてこの様なことが少しずつ増えています。
その原因は、「今の様子を見ていたら通常学級は無理だ、転籍しかない。」とかなり早急な判断をしているケースが増えてきているからです。通常学級での特別支援については年々理解も深まり、実践も積み重ねって来ているのに、なぜかこのようなケースが増えていると感じています。

特別支援学級を「通常学級では落ち着いて勉強できない子ども」の学習の場であると考えている管理職もいます。在籍がどちらが望ましいかは本人にとって「通常学級の教育課程」が望ましいのか、「特別支援学級の教育課程」が望ましいのかで決められるべきもので、教師の「困り感」の度合いで決められるべきものではありません。

また、今の子どもの姿を「固定的なもの」としてとらえて判断することのないようにしたいと考えています。1年先のこと、高学年になった時のこと、中学入学を前にした時のこと、少なくともこのあたりまでの目標をきちんと持って取り組んでいく姿勢が必要です。

通常学級での環境調整や取り組みの工夫、課題の軽減などに取り組むことを最優先するべきだと思います。また、支援員の配置や通級、取り出し授業など様々なサポートを受けることも可能ですし、そのようなリソースを学校の中で生み出していく努力も必要です。

やや大雑把でしたが、「転籍」についてはこんな風に考えています。

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