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WISC-Ⅲ:あたるもなんとか・・・

かなり大きな専門機関でWISC-Ⅲの検査を行い、そこの心理士が解釈を行ったものを現場の我々教師が見たときに、「まったく子どもの実態や特性を把握できていない」と強く感じたケースがありました。
検査時の態度もよく、スコアもごく平均的なものであったからだと思うのですが、学校や家庭での大きな「困り感」をWISC-Ⅲのスコアだけからは測り知ることができなかったのだと思います。

逆にWISCーⅢの結果からお子さんの特性をズバッと言い当てて担任や親ごさんを驚かせることができるいわゆる「専門家」もいます。実はこのような場合、丁寧な観察のデータとWISCの結果をリンクさせて解釈をしていることが多いのです。もちろんこのことは自体は間違っていることではなく、子ども理解のあるべき姿だと思います。ただ、検査の数値が「すべて」はない事を明らかにしないのはルール違反だと思っています。

手相を見てもらって「すごい、当たってる!」と思ったり、「あの人が神経質なのはA型だからだ」と判断するようなレベルでWISC等の心理検査の結果を扱うことのないようにしたいものです。
私たちは数値として出たものを絶対視しがちになります。人のほんの少しの一部分を統計学的に数値化したものでしかない事を常に意識しながら有効な活用をしていきたいと考えています。

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