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コンピューターください

Aさんは発語はほとんどありませんが、筆談に近い形のコミュニケーションができます。これは、親ごさんの今までのご努力と本人の言語特性の強さによるものだと思っています。
言語理解のマッチングなどをしていても、「ものを冷やすときに使うもの=冷蔵庫」「寒い時に使うもの=こたつ」など道具の用途などを簡単に答えることができるお子さんです。
こちらからの質問に「はい・いいえ」と書いて答えたり。自分から紙に「あつい」とか「といれ」とか書いて知らせてくれることもあります。

この前、iPadを教室に持ち込んで、ダブルリミテッドのBさんのひらがなの勉強に活用していました。
iPadを見たAさんは目を輝かせました。Aさん用のアプリは入れていなかったのですが、あっという間に操作方法を理解してお気に入りのアプリ(歌や手遊び)まで見つけ出しました。通常のコンピューターのマウスやキーボードよりもユーザーインターフェースとしてタッチパッドが優れているのは判っているつもりでしたが、Aさんの早業を目の当たりにするとAppleさんのすごさを再確認するのでした。

それからというもの勉強が一段落するとAさんは紙に「コンピューターください」と私に書いて「これこれ」と言うように指差して「お楽しみ」を要求してくれるようになりました。

お子さんによってコミュニケーションの手段は違っても、その子がしたい事、欲しいものが、スムーズに表現できるようになるように支援していくことが大切なのだと思いました。


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自閉症スペクトラム児の療育・教育」カテゴリの記事

コメント

好きな事、したいと望むことが見つかると
本人はもちろん、支援者側にとっても
目の輝きが格段にアップしますよね。

好きな事を通して学習していく事は数知れず!
あの苦手としているコミュニケーションですら伸ばしてくれる。

投稿: くめくめ | 2011年6月 7日 (火) 21時08分

くめくめさんお元気ですか?
コメントありがとうございます。
お子さんも私たちも「目の輝き」がアップすることって大事ですよね。

今日はAさんとBさんが順番にiPadを使っていました。
ちゃんと順番が待てるのも好きなことだからだなあ~なんて思いました。

投稿: BOGEY | 2011年6月 7日 (火) 21時27分

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