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自閉症スペクトラム児と部活

中学校一年生のお子さんを持つお母さんから以下のようなお尋ねがありました。

「中学1年の息子を持つ母です。同じクラスに自閉症スペクトラムのお子さん(M君)がいて、このブログは大変参考になります。M君は息子と同じ野球部に入りました。自閉症スペクトラムのお子さんは野球って出来るのですか?素振り中に、あと一歩で前の子の頭をバットで殴る所だったとか、子供達が言ってました。先日は息子は後頭部にボールをぶつけられ、脳外科にいきました。以下略」

自閉症スペクトラムのお子さんだから野球やそのほかのスポーツの部活ができないということはありませんが、中学校の部活動に馴染めないお子さんが多いのは事実です。これはお子さん自体の社会性のレベルにもよりますし、部活動の活動内容にもよります。
以前の記事で私の担当したお子さんが小学校時代からの友だちの理解やサポートを受けながら運動部の活動を3年間続けることができたことを紹介たことがあります。この時も1年生の初めのころはとても本人も周囲の友だちも顧問の先生も大変だったとのことでした。

お尋ねの中で「素振り中に、あと一歩で前の子の頭をバットで殴る所だった」とのことですが、そんな近い間隔で素振りをさせていたこと自体に問題があるのではないかと思いました。
また、息子さんの後頭部にボールが当たった件ついては、どのような状況かよくはわからないのではっきりしたことは言えませんが、Mさんの投球スキルの問題なのか、感情のコントロールの問題なのか、注意・集中の問題なのか、きちんとした分析をする必要があると思います。

安全に部活動ができないことは見過ごせません。また、Mさんにとっても今の環境が適切でないとも考えられますので、野球部の顧問の先生や担任の先生、特別支援教育コーディネーターなどに相談されることをお勧めします。
Mさんも含めたメンバー全員が野球を楽しむことができるといいなあと思います。
(省略させていただいた部分の「荒っぽい行動」については別の記事として今後書くことにさせていただきますね。)

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