« 6時間 | トップページ | カヤック体験 »

「未熟児」網膜症

今年の就学相談でのことです。
24週未満、500gを下回る超低体重出生のお子さんの観察をしていて、その子のこれまでの成長に胸が熱くなっていました。客観的な観察ができないかもしれないほど強い感動を覚えていました。
「よくここまで育ってくれたね。」と声をかけたくなります。そのお子さんの「生きる力」が見えるような気さえしました。
24週と言えば昔は「流産」と呼ばれていました。1000g未満の赤ちゃんは、治療さえされず「見守る」ことしかできない命だったのです。

460gで生まれた彼女。
体は細くても身長は高い方です。
友だちとにこやかに遊んでいます。
先生のお話をきちんとした姿勢で聞いています。
厚手のメガネをかけながらも給食当番の仕事をがんばってきちんとしています。

近年のNICUの普及、そこでの重点的管理によって低体重出生児の生存確率は上がってきています。
しかし、どうしても避けることができないのは「未熟児」網膜症です。本来なら胎内で低濃度の酸素の中で育つはずの網膜が何倍も濃い外界の酸素に触れてしまうことは避けることができません。

医療の進歩でこの世に生れ出ることができた「命」です。
周産期医療から眼科治療への引継ぎ、そして支援保育・教育へのバトンタッチ・・・
これから整備しなければならない課題です。


ブログランキングに参加しています。⇒ にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

|

« 6時間 | トップページ | カヤック体験 »

支援学級における発達支援」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/502259/52501814

この記事へのトラックバック一覧です: 「未熟児」網膜症:

« 6時間 | トップページ | カヤック体験 »