発達障害のいま
「発達障害のいま」 杉山登志郎著 講談社現代新書
くわしい書評は後日にしたいと思います。
この本では、従来の診断基準ではなくDSM-Ⅴの新診断基準を紹介しています。
また、「発達障害は発達凸凹と適応障害によって起きる。」という説を展開しています。
現場で、「発達特性をスペクトラムでとらえること」や「環境調整を優先すること」が大事であることをずっと訴えてきた私にとっては、とても理解しやすく納得のいくとらえ方でした。
また、著者は「トラウマ」や「虐待」との関連にも着目をしています。愛着形成とそれらの問題、発達障害とそれらの問題、このあたりのことは支援学級に在籍する子どもたちの問題でもあります。
花丸つきのお勧めの本です。
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