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「数値」は絶対ではない

標準化されてから10数年経過するWISC-Ⅲ、標準化時点と現時点では10弱の平均FIQ低下がみられるのではないかと私は感じています。

これがあながち感だけでないのは、「WISC-Rの平均FIQは108.9であるのに対し、WISC-IIIの平均FIQは103.3であった。(日本版相関係数0.84)」なんていう過去の事実があるからなのです。
また、学校現場にいるといわゆる「学力低下」を感じざるを得ません。
もちろん、それはペーパーテストの結果だけでなく、卒業文集の内容でも、図工で製作した作品でも、体育における運動機能でも現れているといえます。

「専門家」と言われる人が観察して、知的遅れが疑われる(と目に止まった)特定のお子さんを検査して、「はい、FIQが70以下ですから・・・」と軽々に判断して転籍を勧めるべきではないと最近思うようになりました。
実際には、毎日子どもと接している担任は、「その子の他にも学力的にしんどい子はたくさんいる。」と話すことも多いからです。

数値としてでた結果だけを「絶対視」することなく、本当に必要な支援はどうゆうことなのかを柔軟に考えていきたいと思う今日この頃です。


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