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学年集団を育てる

学校というところは、個の集合体です。個にはそれぞれの特徴なり、特性が当然あります。
それぞれの個を活かした教育活動をするためには、集団の質が大変重要になってきます。

これまでも学級集団の質や許容度の高い集団の必要性については記事にしてきましたが、学年全体としての取り組みが最も効果的であると考えています。

今年、ある小学校での巡回訪問は「ある特定の子ども」に対してではなく、学校全体、全クラスの観察・相談として行ってきました。この学校の校長や校内CO(特別支援教育コーディネーター)は個への対応だけでは解決は難しいと考えているからです。

観察後の学年団の先生方との話し合いでは、教科の単元の内容から難易度の話しもすれば、学年全体としての集団の質を上げるために、学年集会や行事の取り組みの話しもします。また一部の教科での担任の入れ替えなどの様々な取り組みを通じて、子ども理解を深めると共に「互いに支え、励まし合える」集団作りに取り組んでいます。
もちろんその中で支援の対象になるお子さんの活躍の場面などを意図的に作っていきます。教師はいつも「誉める」ための仕掛けを用意するようにしています。つまり、私や学校長・校内COを含めた拡大「学年会」を毎回やっているのです。

「前進的」な雰囲気のある集団は、違いや短所をあげつらったり、攻撃的になることはありません。それぞれの子どもの短所や苦手なことでなく、長所やがんばっているところを認めあえる集団になります。実際、仲良しの友だちは教師よりもその子のことを理解し、寛容であることが多いのです。

学年全体が成長する中で「困難」な課題を抱えていた子も、生き生きと活動できるようになってきています。

(実は、このことを他の学校に般化するためには、教師集団をどう高めるかという課題に行きつくのです・・・)


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