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タイムタイマーについて

このブログに「タイムタイマー作成」などの検索ワードで訪問される方が多いのですが、この頃少し心配になっていることがあります。
それは、タイマーの使い方についてです。
学校のスケジュールや教師の都合に子どもを合わせるために、タイマーを使って子どもの行動をコントロールしようとしていることはないだろうか、ということです。

視覚的に時間の流れを認識できるという意味では、タイムタイマーは優れたツールです。今のところ視覚支援の4番バッターのように思われています。
確かに、これを使うことにで時間的な見通しを持つことが容易になります。このため、見通しを持つことが難しい子どもたちにとって大変役立つことも多いのです。しかし、使い方を間違えると、子どもを「一定時間、我慢させる道具」になってしまいます。
支援学級などでは、日課が通常学級の「都合」で細切れになっていることが多く、それに合わせるためにタイマーを使っていることがあります。実はこの使い方は誰のために使うかというところで「本末転倒」しているのです。
教師の都合に合わせるために使っていると、歪みが何処かで生まれてきます。
常にタイマーで行動を制限していた教室で、お子さんが我慢しきれなくてタイマーを壊した事例を聞いたことがあります。また他にも、タイマーの時間を勝手に変えていたという事例もありました。
これはお子さんの「問題」ではなく支援者側の「問題」だと思うのです。

「見通しをもたせること」と「我慢させること」の境界線をどこに引くかは難しいこともありますが、少なくとも、活動する本人にとって「意味ある活動」でなければならないと思います。欲をいえば「楽しい活動」であってほしいとも思います。


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