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「2人だけの理科室」

冬の陽が落ちるのはとても早く、5時を過ぎるともう真っ暗です。
学校の校舎も、職員室以外は電気が消されて真っ暗です。

そんな校舎に、こうこうと電気がついている教室が一つだけありました。理科室です。
そこには、高学年担任の先生と子どもが2人だけで、向かい合って座っていました。なにか、にこやかに話しているようにもみえました。

後日聞くと、そのお子さんはほとんど学校に来ることができない状態のお子さんでした。ただ、理科が好きなので、他の子がいなくなった時間から学校に来て、担任の先生と2人で理科の実験をしているとのことなのです。

担任の先生は「この前は”物の燃え方”の実験を2人でしたんですよ。その前は”空気でっぽう”・・・」と嬉しそうに話してくれました。
時間も労力もいとわずに、教師として今できることをきちんとされていることに頭が下がるばかりでした。

すぐに登校できるようには、なれないかもしれないけれど、きっとこの「2人だけの理科室」の授業は、そのお子さんにとって本当に大切な経験になるのだと思いました。

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