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OTの視点からのアプローチ

就学前の療育施設に勤務されているOTさんのお話を聞きました。

「座れない」ということ一つにしても、何故できないのかをきちんと分析することが、支援のスタートになるとのことでした。その子の筋力の問題なのか、バランスなのか、感覚なのか、意欲なのか、活動の内容なのか・・・
一つの行動を細かく分析することが大切だということでした。
このあたりは「課題分析」と同じ考え方です。(→自立支援のための課題分析

実技ではボールを投げる動作を、できるだけ細かく分析したり、利き手でないほうの手で投げる「不器用な」動作にどのようなアドバイスをするとよいか、縄跳びを跳ぶために必要なことは何か、などをグループに分かれて考えました。
利き手でない方の手でボールを投げようとすると、ボールの感覚ですら随分違うことに気付きます。利き手だけでなく、利き足や軸足が投げる動作に大きく関わっていることもよくわかりました。これらの感覚と運動の苦手な子の感覚はよく似ているといえます。縄跳びも、手首を回さずに跳ぼうとしてみたり、胸を張って跳んでみると、苦手な子の動きを経験(再現)できたりします。

アドバイスをするにしても、あれもこれもとたくさん注文を出すよりも、適確なポイントを指示すること、できた動作をほめたり、取り組んでいる姿をほめることがとても効果的であることも実感できました。

体の動きや感覚をもう一歩踏み込んで詳しく見ていくこと、分析することを毎日の教育実践に取り入れていくことは大切なのだと思います。

キャッチボールをしていたY先生とN先生、おつかれさまでした♪

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コメント

とっても分かりやすい研修会でしたね。自分で動いてみたり他者の動きを見たりして、互いの動きを観察して分析することの大切さを学べました。今まで、適切な具体的な指導・支援ができていなかったなと、反省させられました。

投稿: Y | 2012年1月 8日 (日) 17時13分

私も同感です!
これからは子どもの姿勢や動きを「できる・できない」で見るのではなく、どのレベルまでできていて、どこでつまずいているのかという視点で見ていくようにしたいものですね。

投稿: BOGEY | 2012年1月 8日 (日) 23時06分

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