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触覚

触覚には次の2つがある。
・識別系:自分が触れているものが何であるか識別・探索する働き。
・原始系:不快等の感覚刺激を避ける働き。

触覚は以下の「機能」と関連する。
1 安心感・情緒の安定
2 覚醒の調整
3 触ることによる認知
4 手先や運動の器用さ
5 身体図式(地理的要素)

触覚を適切に脳で処理できないと、
・普通は不快でない程度の触覚刺激を不快に感じ、拒否反応(触覚防衛)を起こす。
・手先が不器用になる
・運動が不器用になる

(京都府作業療法士会特別支援教育OTチーム作成「特別支援教育に活かす作業療法の知と技」より)

触覚刺激も感覚と同様に感じ方には個人差が大きいようです。といっても、私は感覚と触覚の違いをあまり区別したことはありませんでした。
ここでは、触覚の機能に安心感を得ることと覚醒のレベルを調整することが挙げられています。触覚と覚醒レベルの調整については、もう少し詳しく見ていかないと私には解説できません。

また身体図式については調べ出すときりがないぐらいの文献に出会います。
一応 身体像(body image) 身体概念(body concept) 身体図式(body schema)はそれぞれ視覚優先・知覚優先・感覚優先する身体像として定義されているようです。
しかし、これも、哲学・精神分析学・深層心理学・脳科学・ロボット工学・・・など多くの分野で少しずつ違ったとらえ方がされており、定義が統一されていないようにも思いました。

「覚醒」や「身体図式」など、あまり今までなじみでなかった言葉がでてきたときは、自分なりにしっかりと納得がいくまで調べてみることが大切なようです。


「身体図式(body shema)とは、さまざまな相対的印象を組織する上で、中心となる1つの基準点として身体を用いることである。つまり「われわれは自分の身体を基準にして周囲の対象をとらえ、空間内に定位し、その位置をわれわれの身体の位置との関連において判断する」

乗馬の有効性を書いた論文にも、こんな一節がありました。

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