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2012年4月

書店にて

私の街の一番大きな書店に行きました。
特別支援教育や心理学関係の書籍も多く、一般の書店ではお目にかかれないような訳本が置いてあるところです。

特別支援関連の書籍は、以前のような志が高く、勢いがある本は少なくなって、中身も背表紙も薄いのにお高い本がぎっちり並んでいるような印象を受けました。
細分化したハウツーに特化していったら、このようになるのは仕方ないのかもしれません。
おまけに、本を読まない教師も増えてきています。

「知は力」です。
いつも前を向いてスキルアップしていきたいものです。


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通常学級で大切なこと

支援員をされている方が、教員免許取得のために教育実習に来られています。
なんでも、支援員をするようになってから、さらにスキルアップをしたいと思うようになったということです。
「特別支援教育についてのレクチャーを」と、指導教員に依頼されて、お話をさせていただきました。
通常学級で大切なことについてです。

・どのようなクラス・学級集団を作っていくか
・授業の内容、指導課程をより明快で平易なものにすること
・いくつかの簡単で、少しの配慮でたくさんの子が楽になること
・子どもたちに自信を持たせること(「自己評価」を下げないこと)

あっという間に時間オーバー、とても真剣に聞いていただけました。
「”しんどい”思いをしている子の立場に立てる先生になって下さい。」と
締めくくりました。

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トイレのスリッパ

トイレの前を通ったら

向こうむきで1人の男の子がしゃがみ込んで

トイレのスリッパをていねいに並べていた

「わ~、あなた偉いねえ!」と声をかけた


振り向いた男の子は

あれれ?

支援学級のYさん

びっくりする私に

すこし照れて笑ってた


2年前に出会ったときは

「死ね、くそばばあ~」と男の私にいきまいたり

ジャンケンで負けただけで、1時間ずっとすねていたのに


誰もいない所で

誰かのために何かできるって

素晴らしい!


大きな花丸♪

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くちびるに歌を



おすすめの小説です

青春小説でもあり

このブログで紹介する価値のある小説であるとも思います

それに、この作家・・・

今回は何のネタばれもしませんww

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光とともに第2巻

巡回訪問で5年生のクラスにおじゃましました

とても元気な女の子の机の上には

「光とともに第2巻」が置いてありました


「光とともに」は

私の勤務する自治体では、全ての学校の図書館においてあります

図書館においてある数少ない漫画ということもあって

とてもたくさんの子どもたちがよんでいる

とてもポピュラーな本なのです


そのおかげか

スペクトラムの子どもたちへの理解は

小学校の子どもたちの方が

へたな教師よりも深いことがあります


「自分の気持ちを伝えるのが難しいんだよね」

こんな言葉をかけてくれる交流学級の子もいました

そういえば第2巻のあとがきは・・・REIKOさんでしたねww


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スペクトラムの子

ある巡回訪問先で

先生方が「スペクトラムの子で・・・」という表現の仕方をされるようになりました。

これは今のところ、この学校に限ってのことなのですが、

特別支援教育コーディネーターの意識の高さの反映かもしれないと思いました。


AD/HD、アスペルガー、高機能などという枠組みではなく「スペクトラム」という表現からは

「それで、この子は、スペクトラムのどのあたりで・・・」が続くと私は考えています。

今の子どもをどうとらえ、今後の支援をどうするかは子どもを「枠の中」に閉じ込めていてはできないことだと思っているのです。

よび方一つで変わるわけではないのでしょうが、

「はじめの一歩」としては大きいと思うのです。


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「黄金の3日間」後

学級づくりでとても大切な「黄金の3日間」はあっという間に過ぎました。
3日間でできることは大変少ないのですが、出会いを大切にするということはできたと思います。

次は、ゴールデンウィークまでがひとつの勝負だといえます。
あと、10日間ほどで学級集団の向かう方向をきちんと子どもたちと一緒に決めていくことが大切です。

ある実践力のある担任の先生から、一人のお子さんについての相談がありました。
「よい所もたくさんあるが、口が悪く、周りの子どもたちとの関係が悪い。自己肯定感も大変低い。そんな子をどのように学級集団の中で位置付けていけばいいのだろうか?」というお尋ねです。

この時期に、このようなお子さんにしっかりと寄り添っていこうとする担任の姿勢が最も大切であることをお話しさせていただきました。その担任の姿勢は、かならず学級集団に伝わっていくからです。

毎日の帰りの会で「今日の花丸」(よかった出来事・がんばった友だち)を発表しているクラスもあれば。
休み時間に「クラス遊び」を毎日行っているクラスもあります。
リーダー養成に力を入れている高学年のクラスもあります。

どの子にとっても、「大好きなクラス」にしていくための取り組みをしっかりとしていって欲しい時期です。

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白抜き:あいうえおプリント

Img_0778

これも以前紹介した「白抜き:名前練習」の改造版、「白抜き:あいうえお」です。
これはダウン症のBさん用です。

ファイルをダウンロードできるようにしておきますので、ご自由にカスタマイズしてお使いくださいね。

「白抜き:あいうえお」をダウンロード

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語彙連鎖プリントバージョンアップ版

Img_0777_2

支援学級のAさんは以前紹介した語彙連鎖カードのプリントが全てできるようになりました。
問題文や質問分の文章の「が」や「に」、「で」などの助詞を丸や四角で囲んで、それらを区別しながら答えを見つけられるようになりました。
そのAさんのために問題文を二つの文章にしたものを10数枚作りました。(左の写真のようなプリントです)
これは、知的クラスの何人か子たちの教材としても使えそうです。また、プリントとして使うのではなく。「聞く力・聞き取る力」を付けるためのトレーニングにも使えそうです。

この程度の文章でも「ワーキングメモリ」に課題がある子は、必ずと言っていいほど、
「え?なに?もういっかい読んで!」といいます。
聞きながら頭の中に内容を「イメージ化」する練習にも使えそうです。

これからもたくさんのパターンの語連鎖プリントを作っていく予定です。

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もう一度「キキミル」

新学期が始まり、教材もリニューアルしていますす。
今日は、このブログでもリンクさせていただいている「キキミル」のサイトからたくさんのプリントや絵カードをダウンロードさせていただきました。
ここは、サイトのデザインも教材もとても素敵です。さすがプロだなあ~と感心するほどです。
最近はお休みされているようですが、カムバックを首を長くして待っています。

こうやって、無償で役立つ情報を提供してくださるサイトにいつも助けていただいているなあ、と感謝しています。

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自閉症スペクトラムの診断基準について

日本自閉症スペクトラム学会会報の巻頭に、「自閉症スペクトラムと診断基準の改訂」という記事がありました。
これは、DSM-Ⅴでの診断基準の紹介です。(大まかな改定については以前の記事を参考にしてください。)

自閉症スペクトラム障害の診断基準(これもまだドラフト段階です)

A:「文脈に応じた社会的コミュニケーションおよび社会的相互関係の持続的障害」
   以下の3つが条件として挙げられている。
   「社会的・情緒的相互関係の障害」
   「非言語的コミュニケーション行動の障害」
   「発達の水準に相応した関係を発展させ維持させることの障害」

B:「行動、興味または活動の制限された反復的な様式」
   以下のうち2つを満たすことが求められている。
   「常同的で反復的な話しぶり、運動動作または物の使用」
   「過度な日常性への固執、言語的・非言語的行動の儀式的または変化に対する過度な抵抗」
   「強烈にまたは明らかに異常な限定的で強い興味・関心」
   「感覚入力に対する敏感または鈍感な反応または外部からの感覚に関する分野への独特な関心」

DSM-Ⅴの改訂を受けて、2年後にはICDも11になるようです。

特にBは、まだまだ表層的な「診断」であるようにも思います。今後の動向にも気を付けていきたいと思っています。できるだけ早く「生物学的な客観指標」が導入できるように、研究が進んでくれるとを願っています。


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本当の「交流及び共同学習」

新年度が始まりました。

最初の職員会議での最後の議題は、「支援学級の学級経営について」でした。
内容は、子ども一人ひとりの紹介や交流の方法についてです。名簿での扱いや家庭訪問や連絡表渡しでの連携の仕方など細かなことも含まれています。
最初に私は昨年度交流学級を担任された先生方の取り組みや学校全体としての取り組みへの感謝の気持ちを話させていただきました。
先生方の真摯な態度が子どもたちにきちんと伝わっていると常日頃感じていたからです。
どの交流学級担任も、「自分のクラスの子」として関わり、支援してくれていたと。そのなかで、子どもたちの「まなざし」が変わっていったこと。
同じ場所で共に学ぶことと、違う場所でそれぞれががんばること。どちらも大事であることをちゃんと理解してくれてるようになったと感じていました。

特別に計画して、「交流・共同学習」を進めるのではなく、日々の教育活動の積み重ねとして行っていくことが、本当の「交流及び共同学習」だといえます。

会議の後、「生活単元学習」を確保するために、率先して時間割調整の交渉にあたってくれていた交流学級担任の先生がいたことがとても印象的でした。

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