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自閉症スペクトラムの診断基準について

日本自閉症スペクトラム学会会報の巻頭に、「自閉症スペクトラムと診断基準の改訂」という記事がありました。
これは、DSM-Ⅴでの診断基準の紹介です。(大まかな改定については以前の記事を参考にしてください。)

自閉症スペクトラム障害の診断基準(これもまだドラフト段階です)

A:「文脈に応じた社会的コミュニケーションおよび社会的相互関係の持続的障害」
   以下の3つが条件として挙げられている。
   「社会的・情緒的相互関係の障害」
   「非言語的コミュニケーション行動の障害」
   「発達の水準に相応した関係を発展させ維持させることの障害」

B:「行動、興味または活動の制限された反復的な様式」
   以下のうち2つを満たすことが求められている。
   「常同的で反復的な話しぶり、運動動作または物の使用」
   「過度な日常性への固執、言語的・非言語的行動の儀式的または変化に対する過度な抵抗」
   「強烈にまたは明らかに異常な限定的で強い興味・関心」
   「感覚入力に対する敏感または鈍感な反応または外部からの感覚に関する分野への独特な関心」

DSM-Ⅴの改訂を受けて、2年後にはICDも11になるようです。

特にBは、まだまだ表層的な「診断」であるようにも思います。今後の動向にも気を付けていきたいと思っています。できるだけ早く「生物学的な客観指標」が導入できるように、研究が進んでくれるとを願っています。


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