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「頑固」には訳がある

思い通りにならなくて、座りこんでしまう。
やりたくないから「いや!」を連発する。
大きな声で泣いてしまう。

スペクトラムの子でも、21トミソリーの子でも、結構「頑固」な子はいるものです。

ちょっとした「食い違い」や「入れ違い」から、こんなことが頻繁に起こっているのです。このことをきちんと支援者が解っていないと、さらに大きな「頑固」を生むことになります。

支援学級では、どうしても日課や交流学級の予定に合わせて活動しなければならないことが多くなります。支援者もそれに合わそうとするために、子どもを急かしてしまうことが多いのです。これは、学校や支援者の都合でその子の都合ではありません。

どうゆう訳で、「頑固」になっているのか、ちょっと時間をかけて様子を見てあげることが大切だと思います。

学校生活での「時間の流れ方」を、支援学級の子どもに合わせることは難しいのですが、これが今の私たちの課題です。

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支援学級における発達支援」カテゴリの記事

コメント

Tomです。
 お世話になります。
コメントさせていただくのは久しぶりです。

とても共感できる記事だと思って拝見しました。
私もできるだけ「頑固」や「わがまま」という言葉を使わないように心がけています。
これらの言葉は「大人の言うこときかない、思うようにならない。」ということの別の言い方にしているだけのことが多く、この言い回しを使い始めたとたん何かを置き去りにしていることになると思うのです。

よくダウン症のおこさんにも「頑固」という言い回しを使うことがありますが、この言い回しを使い出したとたんに育ちの質の理解をやめてしまう気がします。
彼らがかたくなになってしまうのは、知的に伝わりにくいことや視点の転換のしにくさ、プロセス処理が不得手、状況にあわせにくい、身体が動かない、疲れやすい等々いろんな構造でなりたっています。「頑固」といいだしたとたんに思考停止が起ってしまいますよね。

・求めていることがこどもにも動機があることか。
・求めていることをちゃんとこどもに伝わる手だてで伝えているか。
・上記2つが適切でもうまくいかない時は、こどもの中の処理過程や障害特性の構造はどうか。
なんてことを吟味したいなと思います。

すいません、長いです。

投稿: Tom | 2012年6月 2日 (土) 04時51分

Tomさん大変参考になるコメントいつもありがとうございます。

「視点転換のしにくさ」は常に感じているところです。何かのきっかけで、気持ちの切り替えがつくと、それまでのことが嘘のようにスムーズに活動できることも多くあります。

いっぱい伝えたいことがあるのに伝わらないもどかしさも、ひしひしと伝わってきます。

>・求めていることがこどもにも動機があることか。
>・求めていることをちゃんとこどもに伝わる手だてで伝えているか。

そうですね、これが支援の基本の「き」ですよね。このあたりのことを広めていくのが私たちの仕事なのだと思いました。

投稿: BOGEY | 2012年6月 2日 (土) 20時31分

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