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正しい注意喚起の方法

ゴールデンウィークは「趣味」と「仕事」の両方が濃密な時期です。
今日は、数名のお子さんの「個別の支援計画」を作っています。
Bさんの、それまでの資料をじっくり読んでいました。
途中転籍のBさんは、乳児期に人見知りや後追いがなかったこと。保育園年長になってから、注意集中困難が顕著になってきたことなどが書かれていました。
また、友だちとの関わり方に課題があったり、ルールのある遊びが苦手であったということもわかりました。

支援者に対して「反抗的」であったり、友だちにたいして「いじわる」であったりするBさん。
自分が苦手なことは「できやん」といって取り組もうとしないことも多いのです。

彼女に必要な支援は、
・基礎的な学力の定着。
・「やればできる」という自信。そのための、「やってみようかな」と思わせる工夫、動機付け。
・わかっていそうで、実はわかっていないことを支援者が見つけ、わかりやすくしてあげること。
・注意喚起行動のパターンとしての「反抗」や「いじわる」を他の「ちょっといい」行動に変える取り組み
などではないかと考えました。

前向きな言動を認めることにより、正しい注意喚起の方法を身に付けさせることって、本人にとっても、ご家族にとっても、支援者にとっても、非常に重要なことだと思うのです。


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支援学級における発達支援」カテゴリの記事

コメント

うわっ(;´д`)このお子さん、まさしくウチの娘そっくりです。
アスペルガーとの診断なのですが、個別では問題ないんですが、集団に入るとハチャメチャになり、孤立しつつあります。
でも友達を求める気持ちは強く、でも関わり方に問題があり、自分でもどうしようもないと時折正気づいた様に悩む姿は胸締め付けられるものがあります。
通院では心理士の先生とマンツーマンで遊んで様子を見てもらう検査を繰返しています。
その結果も毎回よくわからず、親としてどうすればいいのか迷い焦ります。

「ちょっといい行動」に変える…
こちらの具体的な例など、教えて頂けるとありがたいのですが。
よろしくお願いいたします。

投稿: M | 2012年8月27日 (月) 19時05分

Mさん、コメントありがとうございます♪

私の担当しているBさんは自閉症スペクトラムの診断はないお子さんですが、関わり方に大きな「困り感」を持っているお子さんです。
Bさんにとっての「ちょっといい行動」として考えていることは、Bさんが誰からも「認めてもらえる・誉めてもらえる」行動。そしてそれだけでなく自分自身でも「自己有用感」が感じられるものだと考えています。
たとえばBさんが年下の子に対してお姉さんらしい行動ができる場を設定すること。小集団の中でリーダー的な役割をきちんとはたさせること。などに取り組んできました。
これは「セルフエスティーム」を獲得させる取り組みでもありました。
実は大人ができることはそんなに多くはないのだと考えています。ぜひとも担任の先生と協力して、仲間の中で「ちょっといい行動」ができるようにしてあげてください。
また家庭では、「あなたが~してくれて、お母さん助かるわ~ww」っていえるような家事にチャレンジさせてみてくださいね。


投稿: BOGEY | 2012年8月29日 (水) 00時21分

こんばんは。
早速の親切なお返事感謝いたします。

自己有用感。
とても大切ですね。改めて思いました。
大人でもそうですものね。

子どもが、家族が、職場の仲間が、
こんな私でも必要としてくれるからこそ
毎日生きられるんですよね。

娘がより輝ける様に、的確な声かけをして行きたいと思います。
本当にありがとうございました。

投稿: M | 2012年8月29日 (水) 03時13分

こんばんは!

そうなんですよね、大人も同じなのです。
お仕事も、おうちのことも、子育ても毎日大変ですが、がんばってくださいね。


投稿: BOGEY | 2012年8月30日 (木) 20時56分

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